千原ジュニアが、ラジオ番組であるテレビ番組に対する強い思いを語った。彼にとって、その番組への出演は非常に大切なものであるという。
9月30日放送のラジオ番組『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ、以下『アッパレ』)にて、千原ジュニアは自分がどうしても出たい番組があることを明かした。
『アッパレ』では通常、生放送を終えた後に翌週の放送分を収録するという2本撮りスタイルが採用されている。ところが、この日は翌週分に加えて翌々週の放送(10月14日)分も収録する“3本撮り”が行われることが番組冒頭で発表された。
ジュニアは「大変申し訳ありませんけど、私のスケジュールで」と謝罪した上で、その理由を語った。ジュニアによれば、どうしても出演したい番組の収録日が10月14日にあり、その日は『アッパレ』の生放送があることから一旦はその番組への出演を見合わせることになっていたという。
しかし、何としても出たかったジュニアは10月14日分の『アッパレ』を収録にしてもらい、その番組に出演することを決めたそうだ。ジュニアはその出たい番組がわかるような言い方で、ラジオの共演者たちに次のように謝罪した。
「(みなさんには)申し訳ないですけど、今日(の収録は)『SANBON』(3本)ということで(お願いします)。」
ジュニアの言い方から、共演者のひとりである桂三度は「もう(その番組が『IPPON グランプリ』って)わかってもうたわ」と笑いながらツッコミを入れた。どうしても出たい番組が、大喜利NO.1を決める『IPPON グランプリ』であることを暗に示したジュニアは、「それはやらせて。オレがどれだけ好きか知ってる?」と同番組への思いの強さを口にしたのだ。
『IPPON グランプリ』過去11回の放送中8回出場しているジュニアは、発想力の豊かさを活かした回答で『IPPON』を毎回量産。また3回決勝に進出したうち、1回優勝を果たすなど見事な活躍ぶりを見せている。大会チェアマンを務めるのが『一人ごっつ』シリーズで“大喜利の新たな可能性を提示してきた”松本人志で、彼が別室から観戦するとあって『IPPON グランプリ』では出場者たちの緊張感がテレビ越しに伝わってくる。そんな番組への出演は、千原ジュニアにとって特別なものであるようだ。
(TechinsightJapan編集部 TORA)