空港からレンタカーを借りて宿泊先に向かう人々がとても多いアメリカ。その車はよく整備され、車内もきれいに清掃済みであることを期待されている。しかしこのほど米メイン州で…。

レンタカーに何の拍子かヘビが忍び込み、利用客を震撼させるというハプニングが米メイン州ケネバンクで起きた。有名レンタカー会社「Hertz（ハーツ）」のローガン空港店が女性客に貸し出した車のトランクに、1匹のニシキヘビがじっと大人しく潜んでおり、利用客とともに目的地までドライブを楽しんでいたのだ。

同州のメディア『WBZ-TV』が伝えているところによれば、その車を借りたのは2人連れの女性観光客で、宿泊先の「Port Inn」に到着して荷降ろしをしようとした際にヘビの存在に気づき仰天、宿のフロント係が警察に通報した。女性たちは、レンタカーの店舗で車に自分たちのスーツケースを積んだ時にはヘビの存在に気づかなかったと話している。

警察官は棒を使ってヘビを枕カバーに入れ、その後に「Sparks’ Ark」という動物保護センターに預けたとのこと。そこで、そのヘビがマサチューセッツ州在住の爬虫類コレクター、ポール・ティボーさんが飼っていた“Kat”と呼ばれるペットであることが判明。自宅のタンクから3時間ほど前に逃げ出していたそうだ。この件について「Hertz」の広報担当者は“原因を調査するとともに、お客様には深くお詫び申し上げます”と発表している。

※　画像はboston.cbslocal.comのスクリーンショット。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）