このほどギネス世界記録が、インドの重量挙げチャンピオンとして有名な男性を意外な技で“世界一”と認定した。なんと小指だけで鉄棒にぶら下がり、懸垂をしてしまうというのだ。
インド・マニプル州のインパール出身で、重量挙げの国内チャンピオンとして知られるマイバム・イトンバ・メイテイさん(Maibam Itomba Meitei、26)。彼はここ14年の間、トレーニングメニューにまったく異なる項目を加えていたそうだ。それは小指の強化。このほどギネス世界記録が、そんなマイバムさんを“世界で最も強い小指を持った人”と認定した。
「Jawaharlal Nehru Manipur Dance Academy」というダンス教室を借り、ギネスの認定員を前に行われたそのパフォーマンス。小指の力だけを頼りに重さ51kgの体で鉄棒に30.906秒もの間ぶら下がったマイバムさんは、そればかりか懸垂を16回も繰り返したのであった。
だが、これは彼にとっては不本意な結果であった。「普段は1分間ぶら下がって懸垂は28回できるんだ」と残念そう。今回のパフォーマンスでは装着していたフックが強く小指に食い込み、出血もあったために途中で断念していたのだ。つまりマイバムさんはこの技能においてまだまだ余力が十分。彼を負かす人は当分現れないとの見方が強い。
※ 画像はboomsbeat.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)