カナダ・トロントで、新しい掃除機の営業に忙しい日々を送っている男性社員が、地下鉄の駅でとんでもないゲリラパフォーマンスを行った。きれいにした床を皿に見立て、そこでパスタを食べ始めたのである。
こちらの画像はスチームモップや掃除機の有名メーカー、米・Bissell社の営業マネージャーをしているラヴィ・ダルチャンドさんが、カナダ・トロントの地下鉄駅のホームで信じられないパフォーマンスを披露した時の様子である。
彼が売り込みたいとする製品は、スチームモップ&バキュームの両機能を備えた殺菌率99.9%という新しいタイプの掃除機『Symphony』。電源を確保するやいなや、床のゴミを吸引して高熱除菌。ラヴィさんのおかげでホームのその部分だけは見違えるほど真っ白になった。続いて彼はその床にトマトパスタをぶちまけ、白いナプキンを胸に垂らし、胸ポケットからフォークを取り出すとなんとそれを食べ始めたのである。
「私たちは基本的に少しばかり保守的なのです。でもこのクリーナーはとても画期的な製品ですから、これくらい革新的なやり方で皆さんにインパクトを与えなければ。時には小難しい宣伝文句よりこうしたパフォーマンスの方が有効ですね」とラヴィさん。彼は自分が汚したその床を、袋から取り出したパンで拭っては口に入れ、平然と飲み込むのであった。
しかしその現場となった駅のホームで、人々は思わず顔をゆがめて口を手で覆った。「やめなさい、なんと気持ち悪いことを!」と悲鳴にも似た声もあれば、ブーイングの声も。ラヴィさんなりに考えた、“汚いと思われていた部分をこれほどまでに白く、かつ清潔に変えます”というゲリラパフォーマンス。世界中のメディアがこぞって紹介しており、まずはアピール大成功といったところであろう。
※ 画像はmetro.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)