EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】コーンフレークに小さなネズミの死骸が混入、2歳児あやうく食べそうに。(英)

朝食のテーブルで、孫の皿にいつものコーンフレークを取り分けたある女性。しかしそこから飛び出したのは赤ちゃんネズミの死骸。とんだ異物混入に、原因はいったいどこにあったのかと波紋を広げている。

このほど英ハンプシャーのポーツマスで販売された、ケロッグ(Kellogg’s)社の“Crunchy Nut”という1kg入りコーンフレークの箱に、ネズミの死骸が混入していたことが発覚した。メディアの取材に「気分が悪くなったわ。その時の光景が目に焼き付いてしまい、もうコーンフレークはこりごり」と語るのは、ポーツマスで警備員の仕事に就いているポーリーン・ヘンダーソンさん(50)。その日は、6人いる孫のうちの1人である2歳のトビー君を預かっており、その子のお皿にコーンフレークを取り分けたところで黒い異物の存在に気が付いたそうだ。

まだ幼いだけに、孫はわけも分からずにネズミを食べてしまう可能性もあった。「もう瞬時に青ざめました。トビーはコーンフレークを食べたいと騒ぎましたが、食べたら病院行きですから決して与えるわけにはいきませんでした」とポーリーンさん。さっそくその商品を購入したスーパーマーケットの“Tesco”に箱ごと持ち込んだところ、最初に対応した店員には鼻で笑われ、続いて出て来た店長には「レシートの提示がなければ」と言われ、ポーリーンさんは環境衛生研究所に連絡したという。

またケロッグ社にクレームを入れると、彼らは品質管理においては常に完璧を心がけているとして「箱に穴が開いていませんでしたか? 別の商品と交換しましょう」と提案してきたそうだ。これにポーリーンさんは「いいえ結構。ボックスには傷ひとつありませんでしたよ」と返事し、製造ラインにおける衛生管理のずさんさが原因ではないかと問い質したという。

製造者や販売者はこうした場合において、「異物混入は第三者による嫌がらせや迷惑行為による事件の可能性が大」と説明することが多いが、このたびの件もその典型例だとポーリーンさん。「レシートがなければ話にならないなんて、いまどきは店内に設置された監視カメラで私がその箱を買っている姿くらい確認できるはずなのに」とTescoの対応にも不満を隠せない様子だ。

※ 画像はmirror.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)