英国の「ケンブリッジ大学」が今、チョコレート博士課程の志願者を募集している。目的はなんと、“暑さで溶けないチョコレート”の開発だそうだ。

英メディア『metro.co.uk』が伝えているところによれば、英国の名門「ケンブリッジ大学」の大学院理工学研究科、化学・生物工学専攻課程（Department of Chemical Engineering and Biotechnology）にチョコレートを真面目に研究する新たな博士課程が誕生するといい、入学は来年1月で学ぶ期間は3年半。奨学生制度も設けられた。

対象となるのは英国およびEU加盟国の国籍を持つ者、かつこれまで学んできた学部が物理、化学、材料科学、工学などであり、それを今後のチョコレート研究に生かせる者とのこと。化学・生物工学はもちろん、食品栄養学を専門とする教授陣を迎えながら、「最終的には風味を損なうことなく、世界的な猛暑にも溶けないチョコレートを開発することを目的として欲しい」とのことである。

王室御用達ブランドも多々あり、ヨーロッパのチョコレートはお土産品としても相変わらず大人気。味や形はすでに極められた感があるが、夏場の持ち歩きで溶けてしまう問題だけはクリアできずにいた。お好きなだけチョコレートを召し上がれ…こんなオイシイ学業は滅多にないが、摂りすぎによる糖分過多にもご注意を…!?

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（TechinsightJapan編集部　Joy横手）