EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】ミツバチの「巣分かれ」大移動。最盛期到来で信号機がこんなことに。(英)

いよいよ新女王バチとともに成虫としての最盛期を迎えたミツバチたち。ハチミツが大好きという人もいる一方で、ハチに決して刺されてはならない重いアレルギーを持っている人も。そしてハチは、時には私たちの身近なところでこんな脅威の存在になってしまうことも…!?

こちらは英リヴァプール市のチャイルドウォール・ファイブウェイズにある交差点の信号機の写真(画像はliverpoolecho.co.ukのスクリーンショット)。信号機の制御盤がとんでもないことになっている。撮影したのはこの交差点を普段から通行している公務員のカテリーナ・ペイヴィーさん。朝8時半ごろの様子で、「誰もがこのハチに刺されないか心配しながら怖々と横断し、車も何事かと走行はゆっくりになっていました」と説明する。その後、通報を受けてリヴァプール市職員が現場に向かい、養蜂業者から専門家が派遣されてハチの駆除が行われた

担当したカリン・リビカンズさんはメディアに、「毎年4月~7月の風物詩みたいなものです。空気が乾燥している晴天の午前中、こういうところに群がることがよくあります」と話している。ミツバチの巣作りというのは、女王バチ一派による新旧勢力争いのようなもの。勝つのは新しく孵った女王バチで、負けた女王バチは「巣分かれ」といって大勢の働きバチ、雄バチとともにそこを離れて門柱や木などに新しい巣を作ろうとするが、熱を帯びている信号機は格好の場所だそうだ。ヘンに暴れて刺激を加えない限り、こうしたハチたちが人を刺すようなことはない。とはいえ、やはりハチの巣や大量のハチの発生に駆除が必要と判断した際は、必ず専門業者に連絡してほしいという。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)