エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】マツコ・デラックス、「“ありのままでいい”っていう風潮、よくない」。『アナ雪』をマイルドに否定?

ディズニー映画『アナと雪の女王』の勢いが止まらない。7月16日に発売された『アナと雪の女王 MovieNEX』は、予約段階で115万本を突破したという。ファンの中には映画館に何度も足を運んでいる女性も多いのだが、“アナ雪”の魅力はどこにあるのだろうか。女装タレントのマツコ・デラックスは一度も観ていないので、なぜこの映画が社会現象になるまで流行っているのか不思議でならないらしい。

7月18日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)に出演したお笑いタレント・野沢直子が、猛烈な『アナと雪の女王』批判を展開し物議を醸した。21日放送の同番組でも『アナと雪の女王』関連の新聞記事が取り上げられ、“3回も映画館で観た”というフリーキャスター・内藤聡子がその魅力を語った。

MCのふかわりょうも、月曜コメンテーターの若林史江とマツコ・デラックスも『アナと雪の女王』は観ていない。特に“若い女性が喜ぶ映画”だと思っていたマツコは、アラフォー世代の内藤が夢中になっているのを聞くと怪訝な表情を浮かべる。

内藤によると『アナと雪の女王』の魅力は映像が綺麗なところ、そして“元気がもらえる”ところなのだという。このままの自分で大丈夫、受け入れてもらえる―と勇気が出て、前向きになれるそうだ。

この発言に「でも“ありのままでいい”っていう風潮、よくないと思う」と、真剣な顔で反論するマツコ。野沢もそうだったが、テレビから何度も流れてくる映画の主題歌にある“ありのままで~”という歌詞に、マツコも抵抗を感じるようだ。“ありのまま”が一人歩きして、妙な開き直り感が伝わってくるらしい。今のところ、映画を観に行く気もないそうだ。

一方の若林は興味が出てきたのか、映画を観に行く気満々になっている。何とこの日出演の外国人リポーターは『アナと雪の女王』に感動して映画館を出た後、渋谷の街中で主題歌を大声で歌ってしまったと話す。これほど大人の女性が感情移入できるアニメ映画は、今まで無かったかもしれない。野沢には脈が無さそうだが、マツコは自ら映画館には行かなくてもDVDをプレゼントされれば、義理堅い人なので自宅で鑑賞してくれそうではある。
(TechinsightJapan編集部 みやび)