「チャンネル5.5」史上最大の問題作『のだめガンたーれ』がついに解禁された。原作『のだめカンタービレ』をFROGMAN監督がリメイク・アニメ化したもので、梶裕貴&金田朋子という実力派声優を起用している。のだめの声を務める金田はブログで「久しぶりの!? 人間役!?」と張り切っていた。
バランス栄養食「カロリーメイト」とFROGMAN監督のコラボアニメ・プロジェクトとして「チャンネル5.5」はこれまで、『金田一少年の事件簿』や『攻殻機動隊ARISE』など、様々な名作を“台無し”にしてきた。そのシリーズ最大の問題作と呼び声の高いFROGMAN版『のだめカンタービレ』の第1話『のだめガンたーれ』がついに公開された。
第1話『のだめガンたーれ』は「ヤンキー姿の千秋とのだめが、バイクのエンジンで交響曲を奏でる」という前代未聞の展開となる。
溢れる音楽の才能と自信たっぷりの俺様キャラで日本中の女子をとりこにした千秋先輩も、FROGMANの手にかかれば眉毛の無いジャージ姿のヤンキーに大変身。そんな本編とかけ離れた外見の一方、暴走グループ“雷神愚★須多亞(ライジングスター)”の天才ライダーでありながら、地元に対し物足りなさを覚える “悩める天才”ぶりは、意外と原作に忠実だったりする。
そんな千秋真一の声を演じるのが、アニメ『進撃の巨人』の主人公エレン・イェーガーや『信長協奏曲』で知られる梶裕貴だ。そして“のだめ”こと野田恵役に、“生まれながらの声優”と評判の金田朋子を起用した。
特に注目なのが、自ら「パンツをはかずに草原を駆け回るような気持ちで演じました」と語る金田の演技。百戦錬磨のFROGMAN監督をして「このキャスティングは事故だよ」と言わしめた“カネトモの本気”を、ぜひアニメ本編でお確かめいただきたい。
原作では世にクラシックブームを巻き起こしたほどの名演、名曲が登場したが、FROGMAN版では容赦なく“台無し”に。改造バイクの甲高いエキゾースト・ノートで奏でられる『ベートーベン交響曲第7番』、『新世界より』そして『ラプソディ・イン・ブルー』が、北関東のディスカウントショップに集う若者たちの物悲しさを、より一層引き立てている。
第2話以降も、本作に負けない奇想天外な作品が次々と公開される予定だ。 いよいよ始まるチャンネル5.5版『のだめカンタービレ』に期待が高まる。
チャンネル5.5 Season3 第1話 『のだめガンたーれ』は7月31日(木)13時より公開。
公開URL : https://www.youtube.com/watch?v=aWnMYVfQOlU
また、7月29日にチャンネル5.5版『のだめカンタービレ』の公開を記念して、ニコ生特番が放送された。
梶裕貴&金田朋子の主演コンビに加えて、FROGMAN監督もゲスト参加。さらに司会として、チャンネル5.5局員・沢渡ひろこ役の相沢舞と人気声優の岩田光央も加わり、総勢5名によって賑やかなものとなった。
こちらの放送は8月4日(月)までニコニコ生放送にてタイムシフト視聴が可能だ。
番組URL : http://live.nicovideo.jp/watch/lv187167016
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(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)