大相撲・前頭4枚目の遠藤聖大が『徹子の部屋』に初出演した。遠藤にざんばら髪のイメージを持っていた黒柳徹子は、まげを結った姿に「すっかり、まとまっちゃって」と少々残念そうだった。しかし、恒例の筋肉チェックも済ませると、結婚についてや女性のタイプなど次々と質問を浴びせた。
遠藤聖大(しょうた)といえば大相撲に入って1年で幕内上位となるスピード出世から、髪の毛の長さが足りずにまげを結えず“ざんばら髪”がトレードマークだった。その彼も、今年の5月にようやく小さなまげを結うことができた。
6月3日の『徹子の部屋』ではゲストの遠藤聖大を見て、黒柳徹子は「ボサボサ頭の時から、来て頂きたいとず~っとお願いしていたんですけど。やっとおいで頂いた時には何か“まとまっちゃって”るんで…」となぜか残念そうだった。それほど“ざんばら髪”のイメージは定着していたのだ。
ただ、遠藤はざんばら髪の時は「寝ている時も首がくすぐったい感じで、朝起きても寝ぐせがすごかった」と手を焼いていたようで、「まげを結って、散髪した気分になった」と晴れやかな表情で感想を語った。
それでも黒柳は「5月場所からまとまっちゃって」と気にしながら「ハンサムさが増して、みんなから“イケメン”と言われるのはどう思います?」と確認した。彼は「素直にうれしいですね。自分ではそう思わないが、そう言ってもらえるのはうれしい」と答えている。
中学時代から相撲の強い学校に通うために下宿生活を送った遠藤は部屋の掃除も自分でやっていた。相撲部屋でも「整理整頓はしっかりしている。散らかっているのが嫌なので」という性格だ。
そんな彼に、黒柳が結婚について聞くと「まだ、相撲界に入って短いので、結婚はまだ考えられない。でも、いずれは家庭を持って、家族のために頑張るという気持ちも芽生えるのかな…」と答えた。
女性のタイプを聞かれると「話が合うか、笑いのツボが一緒だったり、僕は料理が苦手なので料理うまい人だったりとか…そういうのを並べると、やっぱり、好きになった人かな?」と笑っていた。
ただ、もしケンカになりそうだったら「女の人に何か言われても、手が出せない。負けず嫌いなので口でも負けたくない」という。「どうします?」と黒柳が心配すると、遠藤は「黙り込んでしまうでしょうね。納得がいくまで黙り込んじゃう」と苦笑しており、彼女になる女性はその辺を分かっていた方が良さそうだ。
遠藤聖大は、5月場所で新横綱の鶴竜を破って初金星を上げた。彼の好きな食べ物は「焼肉と寿司とチョコレート」だと聞いた黒柳徹子が、「じゃあ、あなたが大関になった時には、私にごちそうさせて頂けますか?」と申し出ると「ありがとうございます」と遠藤も嬉しそうに即答した。「(大関に)なるべく早くなっていただいて…。焼肉でもお寿司でもいいところを知っていますから」と黒柳も早期での昇進を期待していた。
出演した感想を求められた遠藤は「すごいよく話される方と聞いていたので、楽しく話せて良かったです」と答えており、黒柳徹子に好印象を持っていた。次は大関になって焼肉店で会うことになりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)