空手のある試合の様子がYouTubeに公開され、波紋を広げている。あまりにも見事な蹴りが相手の側頭部に命中し、たった3秒で試合は終了。相手は意識不明となってしまった。
20日、『appuhami jamis』さんが“3 Second Karate Match”というタイトルでYouTubeに投稿した、空手の試合の動画(上の画像はそのスクリーンショット)が壮絶だと話題になっている。試合開始後たった3秒で後ろ回し蹴りの技が成功。これを側頭部に受けた相手は完全ノックアウトで意識を失ってしまった。
破壊力のある強烈な一撃を食らう空手。そのため伝統派空手では狙ったところの寸前で技を止める“寸止め”を定めたり、防具の着用を義務付けたりして怪我を防ぐ。一方でこちらの試合はフルコンタクト形式。顔面、股間、膝関節などへの攻撃は禁じられるかわりに防具は着けない。欧米ではエキサイティングな姿を空手に求めるせいか、どうしてもフルコンタクトが人気である。
今や海外でも日本の空手は大人気。「Budoの精神がすばらしい」、「ジャパニーズのマーシャルアートをやらせてみたい」と幼い子を持つ欧米の保護者らが柔道や空手に見せる興味は、ひょっとしたら日本以上かもしれない。たとえば今は亡き“キング・オブ・ポップ”ことマイケル・ジャクソンの忘れ形見のひとり、次男のブランケット君(12)も、パパの死後はせっせと空手道場に通っている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)