ナインティナインの矢部浩之がラジオ番組で、郷ひろみとある収録で会話を交わした時のことを語った。矢部は郷の意外な一面に触れたようで、その話を聞いた岡村隆史は「スゴイいい人やんか」と思わず絶賛したのだ。
5月8日深夜に放送された『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、矢部浩之が郷ひろみと会った時のエピソードを披露した。今月21日に発売される郷の99枚目シングルのタイトルは、なんと『99(ナインティナイン)は終わらない』。4月10日深夜の『オールナイトニッポン』でリスナーからそのことを聞き、岡村隆史は「これは(シブがき隊の)『NAI・NAI 16』に代わる我々の応援ソングと捉えましょう」と喜んでいた。
それ以降、番組内で『99は終わらない』を流すなどしてナインティナインの2人は、郷の曲を勝手に「自分たちのテーマソング」として応援を続けてきた。そのようないきさつがあったため、矢部は郷と会った際に「新曲を自分たちのテーマソングにしてもよいか」と尋ねたのだ。郷は「いいですよ」と快諾したが、続けて「ただ、この曲を歌う時に微塵も(ナイナイの)おふたりのことが頭によぎってないけど、それでもよろしいですか?」と付け加えたそうだ。
これに対して矢部はラジオで郷の新曲を使ったコーナーがあることを説明し、再びテーマソングにしてもいいかを確認する。郷は「大丈夫ですよ」と答えたが、またしても「おふたりのことを微塵も考えて歌ったことはないですけど…」と口にしたという。
矢部の話を楽しそうに聞いていた岡村は、「『そういうつもり(ナイナイへの応援歌)で歌ってるんじゃないですけど、いいですか?』と言って自分たちが誤解してないかをわざわざ確認してくれるなんて、郷さんスゴイいい人やんか」とその人柄を絶賛した。
その後、郷の新曲を使った新コーナー「1、2、3、4、ナインティナイン!」もめでたくスタートして番組は終了した。この日の放送では、郷ひろみの何とも“誠実すぎる”対応が明らかになった。そんな郷の“まっすぐ”な魅力に触れて、ナイナイの2人は思わず笑っていたのだった。
(TechinsightJapan編集部 TORA)