現在、ラスベガスにて『Britney: Piece of Me』と題した定期公演を開催中の歌手ブリトニー・スピアーズが、このたび女性ダンサーに訴訟を起こされてしまった。この女性ダンサーはブリトニーの不注意で鼻を骨折するも、ブリトニーからは「ごめんなさい」の一言だけであったことに激怒しているという。
かつて元マネージャーに訴えられたことのあるブリトニー・スピアーズだが、今度は女性ダンサーから告訴される事態になってしまった。芸能情報サイト『TMZ』によると、彼女はブリトニーの不注意で鼻を骨折したものの、その後ブリトニー側からはケアひとつしてもらえなかったそうだ。
訴訟を起こしたのは、ドーン・ノエルさん。彼女は、昨年8月19日に行われたブリトニーの楽曲『Work Bitch』のMV撮影に参加していた女性ダンサーである。ドーンさんによるとその日、ダンサーたちは踊りをマスターするためにウッドランドヒルズのスタジオで練習していたとのこと。その数時間後にスタジオ入りしたブリトニーは、服装は乱れ、困惑した様子だったという。ドーンさんはダンスを覚えるのもひと苦労だったブリトニーのそばにいたのだが、ブリトニーが回転した際にバランスを崩し彼女の手がドーンさんの顔を直撃した。その痛みは相当強かったものの、ブリトニーは「ごめんなさい」とだけ言いリハーサルはそのまま続行。痛みに耐えられなかったドーンさんは1時間半後に病院を訪れ、鼻骨骨折で手術を受けたそうだ。
その際ブリトニー側は医療費を支払うと約束したものの、その後支払われることなく門前払いを食ってしまったという。
この件に関して、ブリトニーサイドからのコメントはいまだ発表されていない。
(TechinsightJapan編集部 ピーリング麻里子)