婚約者ブラッド・ピットと共に、実子と養子の計6人を育てている女優アンジェリーナ・ジョリー。映画の仕事、育児、人道支援活動にと大変忙しい日々を送るアンジーは、「有名人ママが文句なんて言うべきではない」とピシャリ。これは先日グウィネス・パルトロウが放った“ある言い分”とは全く異なるもので、かなり高く評価されているようだ。

このほどアンジェリーナ・ジョリーは『New York Daily News』紙のインタビューに応じ、女優として仕事をこなしながらの育児をこう語った。

「私は生きていくために仕事をかけもちしているシングルマザーではないわ。ほとんどの女性より多くサポートを受けているのよ。家や医療、それに食料を買えるお金もある。」
「私のような立場の女性は、文句なんて言うべきじゃない。」
「本当に大変な思いをしていて、経済的にも恵まれずサポートも得られない人たちのことを考えてみて。それにシングルのまま子供を育てている人だっている。とても大変なことだわ。」

ちなみに同じくトップ女優のグウィネス・パルトロウは先日、「（女優業は）オフィスの仕事とは違う。そういう人は朝から仕事して、夕方には家に帰れるんだから」、「女優はいきなり2週間もウィスコンシンに行かなければならなくなる。1日に14時間働いたりして、本当に大変なの」とコメント。日々懸命に働くワーキングマザーたちから猛バッシングを受け、好感度を下げたばかりだ。

ブラッド・ピットを元妻ジェニファー・アニストンより奪い“悪女”とも呼ばれたアンジーだが、仕事に対する姿勢や社会に対する思い、また今回の謙虚な発言でますます人気はアップしている。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）