前作『ウルヴァリン:SAMURAI』の来日から約9か月、ヒュー・ジャックマンが『X-MEN』シリーズ最新作をひっさげて日本にやってきた。27日、東京・六本木にて『X-MEN:フューチャー&パスト』のジャパンプレミアが行われ、何本もの火柱が上がり大量のスモークの中からヒューが現れると、待ちに待った大勢のファンが歓喜の大歓声で出迎えた。
「コンニチハ! ワタシハ ニホンキテ トテモウレシイデス!」と、この日成田空港からヘリコプターで駆けつけたというヒューが日本語で挨拶すると、会場は大盛り上がり。昨年8月の前回の来日の際に「東京は五輪開催に相応しい」と称えてくれたヒューは、「2020年、オリンピック開催おめでとうございます」と今回はお祝いの言葉を送ってくれた。また「もうすぐサッカーW杯が始まりますが、決勝はオーストラリア対サムライブルーであることを願っています」と自国であるオーストラリアと日本との決勝戦を楽しみにしていた。
続けてジェニファー・ローレンスが演じたミスティークの日本語吹き替えを務めた剛力彩芽が、全身真っ青のミスティークから早変わりする形で登場。「すごく緊張しています」と打ち明けた剛力に、ヒューは「剛力さんみたいに裸みたいな格好で青くなって出てきて変身するなら、僕だって緊張しますよ」とヒューらしくユーモアたっぷりに返答。「剛力さんはダンスも歌もできるんですよね。では、次のウルヴァリンはミュージカルにしましょう」と提案し、剛力も「嬉しいですね」と笑顔で喜んだ。
その後は集まったファンの歓声の中、サインや写真撮影のファンサービスを時間をかけて行い、ヒューはファンの声援に大きく手を振りステージを去っていった。
ヒューが「オールスター総出演で、アクションも特殊効果もすばらしく、感動もユーモアも見どころがたくさんあります。今回の新作はシリーズ最高です!」と誇らしげに胸を張る同作は、すでに公開された119か国で1位を獲得した。ヒュー・ジャックマンの自信作『X-MEN:フューチャー&パスト』は5月30日(金)TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショーとなる。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)