イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】ヒュー・ジャックマン「東京は五輪に相応しい街」。『ウルヴァリン』最新作来日会見。

親日家としても知られるヒュー・ジャックマンが、新作映画『ウルヴァリン:SAMURAI』のプロモーションのために来日した。29日、東京・目黒雅叙園の和の装飾が美しい123畳の畳敷きの大広間にて、共演者やジェームズ・マンゴールド監督らと同映画の記者会見に応じたヒュー。ユーモアあふれるヒューらの和気あいあいとした様子に笑いがあふれる楽しい会見となった。

冒頭「オハヨウゴザイマス!」と日本語で挨拶したヒュー・ジャックマン。日本好きである彼はこの会場が気に入ったようで、「素晴らしい部屋を見て、“ヒューヒュー”という気分なんです」と気持ちが高揚した様子を覚えたての日本語で表した。

これまでにも「X-MEN」シリーズで同じ役柄を演じてきたヒュー。新作でのアクションシーンの見せ場のひとつである真田広之との戦いの感想を求められると、ヒューも真田も互いに「『国宝級の俳優』を傷つけずに収録が済んでよかった」と安堵の表情。ヒューは「これまでのシリーズでは相手を2人刺した」と暴露し、一方の真田は「ヒューは上半身裸なので、少しでも(武器で)触れれば傷つけてしまう。怪我をさせたら世界中のヒューのファンに殺されてしまう。何よりこの役を降ろされてしまう。今、ここにいられて良かった」とジョークを交えて応えた。そして戦いのシーンではあるが、まるでダンスシーンのようにも思えるようなグルーヴ感を味わったと振り返った。撮影現場ではいきなり「組み手を10手追加」するように要求されて、2人ですぐに応じたなど息のあった様子をみせた。

来日記者会見で笑顔で手を振るヒュー・ジャックマン

また2020年夏季オリンピック開催地の候補である東京への応援メッセージを求められたヒュー。これには「本作の続編は『ウルヴァリン オリンピック・スピリット』という作品にしましょう。(役の)カギ爪が邪魔かもしれないけど、ドーピングテストも受けるし、10種目にも出ますよ」と会場を爆笑させた。さらに「東京はオリンピックにふさわしい街。多くの人がいるのにうまく機能している。ただ、問題はやってきた選手が東京から帰りたくなくなることだね」と、ここでも親日家ぶりをうかがわせた。

ヒュー曰く「日本が舞台のこの作品は日本でも撮影しました。とても誇りに思っていて、皆さんに楽しんでいただけると思います」という『ウルヴァリン:SAMURAI』は、9月13日(金)よりTOHOシネマズ日劇他全国ロードショーとなる。並み居るハリウッドセレブの中でもダントツに日本への愛情表現を惜しまないヒュー・ジャックマン。日本を舞台にしたその活躍ぶりをスクリーンで楽しみたい。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)