エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】でんぱ組.incは“会話も電波”で済ます。「表情使いたくないから」の証言に騒然。

でんぱ組.incのうち、3人がバラエティ番組『ダウンタウンDX』に初登場した。武道館を満員にする人気とはいえ、テレビでその姿を見ることは少ない。しかし、彼女たちのしゃべりやリアクションはダウンタウンの2人も気に入ったらしく、アイドルのゲストにキレることの多い浜田雅功もウケていた。特に携帯電話のエピソードでは共演者の杉本彩からも「なんかおかしい」と突っ込まれてしまう。

5月6日に初の東京武道館公演を成功させたでんぱ組.inc(でんぱぐみインク)が8日に放送された『ダウンタウンDX』に出演した。収録なのでまだ武道館ライブ前ではあるが、秋葉原のライブ&バー「ディアステージ」に通い時給900円でウェイトレスをしながら歌っていた彼女たちが、今や武道館ライブのチケットを即日完売するまでに成長したことが紹介された。

出演したのは成瀬瑛美、最上もが、夢眠ねむの3人。“えいたそ”こと成瀬瑛美はマンガオタクで自宅の部屋に並ぶマンガ本が映り「MAXの時は2000冊くらいあります」と解説していた。最上もがはネットゲームオタクだ。8年間ほどネットゲームにハマっていたという彼女の部屋には使い込んだノートパソコンが数台置いてある。「両手と足でパソコン3台を使い、一気に3キャラ同時に操る」と明かして驚かせた。

料理オタクの夢眠ねむは、部屋に料理本が山積みされており、中でもお寿司が大好きでグラビアを切り抜いてスクラップブックに貼っている。夢眠ねむが「スクラップ持ってきたんですけど」とそれを差し出すが、松本人志から「いらないのに」とあしらわれて「えー!」と3人で残念そうに叫んでいた。ゲストの前田吟が「俺、寿司握れるから」と興味をもってくれると「えー、すごーい!」と立ち直りも速い。

「ひとつのこだわりを持つ人たちが集まってるんだ」と松本から振られて、夢眠ねむが「はい」と答えると、「あと3人おるんでしょ?」とさらに確認された。他のメンバーにも触れてもらえたので「あと3人いまーす」と元気よく答えると「武道館をいっぱいにできるんや!」「今日来てない3人がよっぽど頑張ったんでしょうね」と言われてまたしても「えー!」と叫んだ。

また、横に座っていたゲストのIKKOが、松本からいじられてショックでバランスを崩してしまい夢眠ねむにすがるように抱きつくハプニングもあった。3人でIKKOを抱き起こして助けると「なんや! その、昭和のドタバタ的なのは」と松本から突っ込まれた。彼女たちのリアクションが分かりやすいので、松本人志も次々といじることができたようだ。

そんなでんぱ組.incが共演者たちを呆れさせたのが、携帯電話のエピソードである。視聴者から、昨年の12月に博多のうどん屋さんででんぱ組.incを目撃したという情報が投稿された。「ネットで確認したので間違いない」とあり、でんぱ組.incの3人も心当たりがあるようだ。

そこには「誰1人として喋ることもなく、全員がずっと下を向いたまま、ただただケータイをいじっていました。おそらくでんぱ組.incは仲が悪いのだと思います」と明かされており、松本人志もそれに共感するように「女の子同士ってそうなんでしょ? 結局!」と3人に確認した。

彼女たちは「イエイエイエ」と否定すると、夢眠ねむが「ケータイをいじってるんですけど、メンバー同士で撮った画像とかを送りあって、LINEっていうアプリでずっと会話はしていたんですよ」と説明する。松本が「一緒にいるのに?」と不思議そうにすると「はい、楽屋とかでもそうなんですよ」という。

「目の前にいるのに会話しないでLINEでやってるの?」と松本が追及すると、3人とも「打つ方が速い」と平然と返した。今度は、浜田雅功が「しゃべった方が速いやろ!?」と信じられないといった顔をすると、3人は「イヤイヤイヤ」と手を振って否定したのである。

さらに、最上もがが「スタンプ機能があるじゃないですか。表情使いたくない時なんかは…」と言いかけると「表情使いたくない!?」と浜田が叫んだ。松本も「えらい時代やでこれ!」と突っ込むことも忘れて呆れた。

最上もがの隣にいた杉本彩も「なんかおかしいわねー!」とでんぱ組.incの行動を理解できないようだった。「イヤイヤイヤ」とそれが自然だと主張する3人だったが、「おかしいわよ」、「すごいなー」と次々に指摘されて、夢眠ねむも「みんなちょっとケータイ依存みたい…」としぶしぶ認めていた。

こうして、でんぱ組.incの3人は『ダウンタウンDX』初登場にして、しっかり存在感を出せたのだ。ツイッターでも「でんぱ組よかった! ぶりっこしてなくて可愛かった!」、「可愛さとオタクさに癒されました…今度は全員で出てほしい」とつぶやかれており、これからはバラエティでの活躍も期待できそうだ。

※画像はYouTubeのスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)