エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】青木隆治が『ダウンタウンDX』で“ものまね33連発”。松本人志が「鳥肌ものやね」

ものまねタレントの青木隆治がバラエティ番組『ダウンタウンDX』で歌を中心としたものまね芸を披露した。美空ひばりをはじめとする彼のものまねは実物と極めて似ており、曲ごとに観客からも歓声が沸く。立て続けに33パターンのものまねを繰り出すと会場も盛り上がり、最後は拍手喝采に包まれた。

最近はあまりテレビで見かけない青木隆治だが、昨年は“青木隆治「CONCERT TOUR 2012-2013@日本武道館」”を成功させるなど多忙なようだ。5月8日の『ダウンタウンDX』に久々に登場した彼は、そのツアーで身につけた美空ひばり仕様の衣装に「30万円をかけた」と明かして驚かせた。

青木隆治は司会のダウンタウンや共演者の目の前でその美空ひばりの『愛燦燦』を歌って会場の心をつかむと、そのまま“モノマネメドレー33連発! 『世界に一つだけの花』ver.”へと突入する。

SMAPの名曲に乗せて、彼が松山千春風に歌い出し、しだいに観客から「うわーっ」と歓声が沸く。何度聞いても、やっぱり似ているので感心するのだ。

1フレーズずつ徳永英明、平井堅、浜崎あゆみ、山崎まさよし、尾崎豊、布施明、瀬川瑛子、桑田佳祐、L’Arc-en-Ciel・hyde、忌野清志郎、福山雅治と歌うたびにやはり歓声が沸く。

B’z・稲葉浩志までは純粋な歌まねだったが、「ウルトラソウッ!」のフレーズを境にものまね芸も混ざってくる。武田鉄矢では「緑のたぬきっ」、哀川翔では「1つとして同じカブトムシなんかいないから」という感じだ。

平泉成、ボビー・オロゴン、所ジョージ、大友康平に続いて花火、トランペット、ヘリコプター、ジェット機、ウマ、ネコ、猫ひろし、ヒツジ、志村けん、カラス、中居正広、F1、江頭2:50と人とモノのものまねを融合させながら、最後は古畑任三郎風に「ありがとうございました」で締めた。

それまで聞き入っていた観客から、大きな歓声と拍手喝采が沸き起こると、松本人志も「ちょっと鳥肌もんやね」と感心していた。

その後のコーナーではそんな青木隆治も妹さんからの告発で「兄は子どもの頃から骨と骨をこすり合わせてゴリゴリと音を鳴らす変なクセがある」とバラされてしまう。

彼は、自分の両足首や両手の甲をこすり合わせてゴリゴリいわせるクセがあり、そればかりか人の骨に自分の骨を当ててゴリゴリさせるというのだ。

「もう大人なんだから気持ち悪いクセは治りましたか?」と妹さんは心配するが、青木隆治は「気持ちいいんですよ」とまだクセが抜けていないことを明かす。

ゲストの庄司智春(品川庄司)に相手になってもらい、横たわった彼の膝に青木の足首をこすり合わせてゴリゴリさせた。見かねた浜田雅功が「どんなクセやねん!」と突っ込むと、庄司は「僕は気持ち悪いです」と正直な感想を述べている。

シンガーソングライターでもある青木隆治はシングルやアルバムもリリースしている。ある時はベテラン歌手から「心ではなく技術で歌っている」と指摘されたこともあった。ただ、彼が歌手デビューして出したシングルは2作だ。まだまだこれからだろう。

それよりも、この日の『ダウンタウンDX』では彼が芸人としての技量を上げたことに注目したい。ライブや特番などで披露していたようなものまねをバラエティのスタジオで披露したり、松本人志から振られるままに手の甲にゴリゴリして何度も笑いをとった。これまでの青木隆治からひと皮むけたようだ。

※画像はYouTubeのスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)