劇場アニメーション『宇宙兄弟＃0』のキービジュアルと映画のストーリーが一部公開された。キービジュアルでは六太と日々人の表情が大きく描かれているが、日々人の頬には涙がつたっている。喜びの涙か、悲しみによるものか、本作での展開に関係すると思われるその涙の意味が気になるところだ。

国民的人気を誇る『宇宙兄弟』。その“夢の原点”を原作者・小山宙哉オリジナル脚本で描く劇場アニメーション『宇宙兄弟＃0』（うちゅうきょうだいナンバー・ゼロ）が、8月9日（土）より全国ロードショーされる。それに先駆けてこのたび、小山宙哉描き下ろしによるキービジュアルとストーリーの一部が明かされた。

六太と日々人。兄弟2人の表情が大きく描かれたビジュアルには、「あの日、夢が、落ちた。」「勇気を、もう一度、打ち上げろ。」のコピーが。その言葉と日々人の涙になにか関係があるのか。

解禁となったそのストーリーの一部では、漫画やアニメでは故人として描かれてきた伝説の宇宙飛行士ブライアンの登場と死別がテーマの1つとなっている。その出来事が後の六太と日々人の運命を決定づける、まさに『宇宙兄弟』の原点といえる展開になりそうだ。

南波兄弟よりも先に兄弟で月に立つことを夢見た、もう一組の“宇宙兄弟”がいた。 ブライアン・ジェイとエディ・ジェイのジェイ兄弟である。

「ブライアンはさ、なんで俺を自分の控えに選んだの？」と自分の実力不足のために悩んでいた日々人に、ブライアンは「辛くて楽しいこのチャンスを、存分に経験しろ」と言い残して月に旅立った。

これまでの作品では描かれなかったことが明らかとなる。『宇宙兄弟』第0話は、“さよなら”と“勇気”を描く物語なのだ。

またキービジュアルの解禁に合わせ、劇場前売券を4月19日（土）より全国の映画館で販売。先着限定で『宇宙兄弟』の大人気キャラクター、パグ犬“アポ”のラバーストラップが特典として付属する。

『宇宙兄弟＃0』は8月9日（土）より全国ロードショー。
公式サイト　http://www.uchukyodai-movie.com
(c)宇宙兄弟CES2014

（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）