エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】蜷川実花が巨大オオカミの口の中に。ニコラ ビュフの個展に不思議なオブジェが登場。

写真家で映画監督の蜷川実花がInstagramで巨大なオオカミに食べられそうな写真を投稿したところ、「好恐怖」、「Very cool !」、「ドコですか?」といった反響があった。彼女は「Nicolas Buffe #hara museum」と解説しており、都内にある原美術館で開催中のニコラ ビュフの個展を訪れた時のものだ。このニコラ ビュフはフランス人作家でありながら、日本の文化に大きな影響を受けており、このオオカミのオブジェもどこか懐かしいものを感じるのもそのためだろう。

彼女が『蜷川実花 ninagawamika Instagram』で4月18日にその巨大なオブジェの写真を公開すると「めちゃくちゃ可愛い!」といった感想とともに「行きたい場所。写真見れて嬉しいです!」、「原美術館かと!」などのコメントもあった。翌日の19日から開催されている、新進気鋭のフランス人作家、ニコラ ビュフの美術館における初個展『ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢』を蜷川実花は一足早く見学できたようだ。

1978年にパリで生まれたニコラ ビュフは幼少期にパリでテレビ放映されたテレビ番組『宇宙刑事ギャバン』に夢中だった。それが日本で作られたことを知って日本語や日本文化を勉強する。パリ国立高等美術学校を卒業すると2007年に来日して東京藝術大学にて博士号を取得。東京を活動の中心としている。

蜷川実花が食べられそうになったオオカミのオブジェはビュフの作品『ポリフィーロの夢』の中に出てくるもので、他にもドラゴンや怪物などが登場する。ポリフィーロが想いを寄せる女の子を救おうと、それらを相手に戦うといったストーリーを描いたもの。

本展ではその世界観が体感できるような工夫が凝らされているという。あなたも巨大オオカミの口に入って、その正体を確かめてみては。

『ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢』展は原美術館で2014年4月19日(土)~6月29日(日)の期間で開催中だ。

※画像は『蜷川実花 ninagawamika Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)