イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】映画『ウォルト・ディズニーの約束』、パンチパーマ姿で熱演のエマ・トンプソンに注目!

映画『ウォルト・ディズニーの約束』の中で、ディズニーによる映画化を頑なに拒む『メリー・ポピンズ』の作家P.L.トラヴァースを熱演した英女優エマ・トンプソン(54)。その素晴らしい演技とともに、エマの仰天イメージチェンジも話題を集めている。

決して派手ではないものの、50代にして変わらぬ美貌とスマートなファッションが魅力のエマ・トンプソン。そんなエマが感動のドラマ映画『ウォルト・ディズニーの約束』で、気難しい作家を好演。そのなりきりぶりに、映画を鑑賞したファンからは「すごい」「まるで別人のよう」との声が多くあがっている。

同作品に出演するにあたって、エマは地毛に細かいパーマ、日本でいう“パンチパーマ”ヘアに変身。腕組みをして厳しい視線をジロリと向ける姿には、まるで“意地悪オバサン”という雰囲気すら漂う。難役を演じ切ったエマは、そのキャラクターをこう分析している。

「ありえないほど頑固なトラヴァースは、本当に可笑しいと思う。中年のオバサンが1人ふらっとやって来て、ディズニーという巨大企業を一瞬でシャットダウンしてしまうんですもの!」
「あれほど矛盾に溢れた人物を演じたのはこれが初めてよ。いつも振り子のように心が揺れている彼女を演じるのは、とても興味深くもあった。彼女は私が知る人物の中で、最も複雑な人間のひとりなのよ。」

また実際に作家トラヴァースと共に映画『メリー・ポピンズ』の製作にたずさわった作曲家、リチャード・シャーマンもエマの演技に驚き、こう絶賛している。

「エマは録音されたトラヴァースの声を聴いて、それをものにしていました。そして、あの人物になり切ってしまう実に素晴らしい演者です。奇妙にも演じている彼女を見ていて、殺してやりたくなりましたよ! セットの外から見ていただけでしたが、まさにP.L.トラヴァースに見えたのです。」

我儘で頑固な作家P.L.トラヴァース。しかしこの映画では彼女の『メリー・ポピンズ』への強いこだわりのワケが徐々に明かされ、それを映画館で知った観客の多くが「心を揺さぶられた」とコメントしている。エマが熱演したトラヴァースの感動ストーリーを、ぜひ劇場にてご覧いただきたい。

(C)2013 Disney Enterprises, Inc.
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

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