この152cmの小柄な体のどこに、圧倒的な強さと情熱を秘めているのか。ジャンプ女子で驚異的な活躍を続ける高梨沙羅選手が2日、都内で『inゼリー』のキックオフイベントに登場した。プレゼントされたネックレスをモデルの知花くららから首にかけられ、普通の女の子らしい顔をのぞかせるサプライズがあった。
今年ソチ五輪に出場し、3月にノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子で2季連続の個人総合優勝を果たした17歳の高梨沙羅選手。今季については、「チームの皆さんをはじめ、たくさんの方々に支えられて、最後までコンディションを崩さずに戦えた」と振り返った。
その高梨選手の活躍ぶりには、同イベントに一緒に登壇したフェンシングの太田雄貴選手も「圧倒的な強さで自分の方が年上だけど同じアスリートとしても、人としても尊敬している」と感心しきりだ。
また、4月3日から放映予定の『inゼリー』のCMに出演しているモデル・知花くららが高梨選手のために選んだというネックレスが披露された。高梨選手が10月生まれということで誕生石のオパールを選んだという知花は、「(オパールには)“希望”という言葉があるそうです。沙羅ちゃんや太田選手の勇姿を見て希望をもらっているのは、私の方ですが。これからも頑張ってほしい」とエールを送った。知花にネックレスを首にかけてもらった高梨選手は、「普段こういうものを着ける機会がないんです。本当に綺麗なネックレスで感動しています」と普通の女の子らしい一面をのぞかせた。さらに太田選手から渡された花の贈り物は「部屋のど真ん中に飾ります。見るたびに頑張ろうと思います」と感謝を述べた。
さらに今後について、高梨選手は「応援してくださる方々に楽しんでもらえるようなパフォーマンスができる強い選手になりたい」とさらなる向上に意欲を見せた。
同イベントでのフォトセッションでは知花と太田選手に挟まれて、小柄の高梨選手にはカメラマンから「埋もれちゃっているから、もう少し前に出て」と声がかかるほど。一見かわいらしい少女のようだが、試合になるとその強さで次々に快挙を成し遂げている高梨選手。これからも高梨選手に魅せられて応援し、その姿に“希望”を見い出す人々が増えていくのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)