川平慈英のものまねと言えばこの方、博多華丸を於いて他ならない。先週インフルエンザでダウンしていた華丸が復活し、大きな目をさらに見開き川平慈英になりきった姿を披露した。
2日、都内にて映画『ゴール・オブ・ザ・デッド』の公開ナレーションイベントが開催され、博多華丸が川平慈英の口癖「くうーーっ!」を取り入れたアフレコを収録した。今回のイベントに川平本人が呼ばれていないことに関し、「ご本人に話が来たらやると思うんだけど。ご本人に申し訳ない。いつも顔まねなんで声までやらせてもらっていいのかな。おこがましい」と腰が低い華丸。「本人には言っていない。お忍びです」と華丸らしいジョークで笑わせた。
先週インフルエンザでダウンしたことに話を振られると、「うつした相方の大吉さんからお見舞いの言葉はなかった。ねぎらい欲しかったですね」「大吉さんは僕にうつして治られた。ある意味ゾンビですよね」と映画のゾンビにかけて笑いを誘った。
今回の映画はゾンビと人間のサッカーの話。サッカーより野球が好きな華丸は、イベントの話よりも目を輝かせ「ソフトバンクはパ・リーグをぶっちぎる。ソフトバンクは観なくても優勝!」と熱く語った。またインフルエンザになったことで全試合を観戦できたと嬉しそうに明かし、「たまには病気になるもんだな」とニッコリ。報道陣に囲まれた華丸は「一人は緊張する。(一人だと)考える暇がない。スギちゃんは大変だなと思う」と笑いを交えながらも本音が出た。2014年ワールドカップイヤーの今年は(川平慈英のものまねから)一人の仕事が増え、相方大吉を恋しく思う機会が増えるかもしれない。
スターダムにのし上がれないサッカー選手ジャノ・ベルボーが憎きライバル、サム・ロリが所属するチームとの試合に勝つためにドーピングをした結果、突然苦しみだし、ゾンビへと変貌。試合会場で彼の吐き出す謎の白い液体によりまたたくまに感染は広がり、満員のスタジアムの観戦者は全員、感染者となる。この試合に勝つのはゾンビか、人間イレブンか―。まさかのZ(ゾンビ)杯開幕! 死んでも負けられない試合(たたかい)が始まる!!
映画『ゴール・オブ・ザ・デッド』は、5月3日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)