「あみあみ族には絶対に観てもらいたい！」とブログでも意気込みを語っていた乃木坂46・能條愛未。12日、自身初となる主演映画「死の実況中継 劇場版」完成披露イベントが新宿で開催され、嬉しさと緊張の両方が入り交じった顔で登壇した。

4、5、6月3か月連続で乃木坂46の3人が挑戦する「最強都市伝説」の映画。ファン待望の第一弾は能條愛未主演からスタートする。「緊張でこわくてこわくてたまりません。自分が主演の映画をスクリーンを通して観るのはもちろん人生ではじめて。信じられなすぎてもしかしたら皆さんと観ている間に気を失ってしまうかもしれない」とイベント前に『乃木坂46 能條愛未 公式ブログ』でかなり緊張していることを明かしていた。そんな能條の助っ人として、5月、6月に公開を控える同メンバー中田花奈と伊藤寧々が応援に駆け付けた。

ホラーが大の苦手で登壇するなり涙が溢れだし止まらなくなった伊藤に、ホラー大好きな能條と中田はオロオロ、戸惑う場面もあった。

緊張しきりの能條だが、バラエティ担当として笑いを忘れないサービス精神は今日も健在である。司会者から「将来女優も目指していきたいですか？」という質問が投げかけられると、「元々ミュージカルをやっていたので、ミュージカルは張り切っちゃいます」と語る能條に、隣にいた中田が「ミュージカルのものまねできるね」と突っ込みを入れる。客席からは、「見たい見たい」コールが沸き起こり、「嘘!!　今日はそういうこと（お笑い）はしないつもりだったのにー。すっごい久しぶり、3年ぶりくらい（のものまね）」と言いながら「ミュージカル“アニー”のオーディションを受ける子役ものまね（をします）」と満更でもない様子で「夢見るだけでートゥモロー、辛いことも忘れるートゥモロー、いーつかー」と子役になりきり声を張り上げた。「絶対やらないつもりだった」という能條に、会場からは大歓声と拍手が送られた。

「素晴らしかった」「感動した」と映画を観た伊藤、中田から賛辞を得た能條。「この映画を撮影している時、本当に幸せでした。またこんな幸せな機会を頂けるよう頑張ります」と語った横顔はお笑い担当ではない、女優・能條愛未がいた。女優としての能條にも期待したい。

『知らないアドレスから送られてきたURLを開くと《死の実況中継》というサイトが現れ、死ぬまでの恐怖、安堵、絶望を実況中継するという』インターネット上に存在する都市伝説をモチーフにした、超危険なライブ・ホラー・ムービーが誕生した。

映画「死の実況中継 劇場版」は4月19日（土）シネマート六本木他、全国順次ロードショー！
（TechinsightJapan編集部　うめ智子）