愛するペットは家族の一員。子供以上、伴侶以上に愛おしく思える瞬間も実は多かったりする。どのようなタイプの結婚式もプロデュースできるこの時代、いよいよペットとの結婚式を真剣に考える女性まで現れるようになったと話題になっているが、それは本当なのであろうか。
従順な愛犬さえいれば寂しくないと言って離婚を決断する女性、愛するペットと一緒に入れるお墓を探す女性が急増中と聞く。しかもこうした話は洋の東西を問わないようだ。このほど英メディア『Metro News』が、クロアチアで少し前に愛するペットと挙式した女性の話題を紹介している。
イタリアからもすぐという東欧バルカン半島に位置し、街並みそのものが世界遺産に登録されているクロアチア共和国のスプリト。そこで2012年8月、英ロンドンでライブハウスの経営にあたっている47歳のアマンダ・ロジャースさんは、約200名の招待客を前に人生2度目となる結婚式を挙げた。永遠の愛を誓い、キスを交わしたお相手はなんとペット。シーバというテリア犬であった。アマンダさんおよびシーバが着用した衣装(画像は『Metro News』のスクリーンショット)は、アマンダさんお手製のもの。プロポーズも本格的で、彼女がひざまずきシーバに「結婚して下さい」と語りかけたところ、シーバも嬉しそうに尻尾を振ったそうだ。
「シーバとの結婚が法的に許されないことは承知しています。でもシーバを飼ってここ数年の間、辛いことや悲しいことがあった時に私を笑顔にさせてくれたのはシーバでした。私たちは一緒にいると本当に幸せ。シーバ以上に愛せる相手になど巡り会えないと思います」とアマンダさん。20代の頃にある男性と結婚し、関係は数か月間で破綻したそうだ。ちなみにシーバはメス犬である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)