先日、レディー・ガガは女性アーティストが無理やり嘔吐する液体を体中に浴びる“パフォーマンス”を披露。これを「摂食障害を美化している」と即批判した歌姫デミ・ロヴァートについて、ガガが反論してみせた。
今月13日に、レディー・ガガはテキサスのステージに登場。そこに姿を現した“アーティスト”が毒々しい色の液体を飲み干し、直後に喉に指を突っ込み嘔吐、その胃から噴出した液体をガガの体に何度も浴びせるというパフォーマンスを披露した。
これには世間から、批判の声が噴出。中でも摂食障害を患った経験のあるデミ・ロヴァートはすかさず反応し、「摂食障害を美化する人はただでさえ多いっていうのに。こんなのクールでもアートでもない」と猛批判した。これについて、ガガは『E!』のインタビューにてこのように反論している。
「私は10年以上も摂食障害と闘ってきた。だからこの病気を真剣に受け止めているわ。」
「デミの闘いと回復を、私は本当に応援しているの。この病気と闘う他の人たちの回復もね。でもあのパフォーマンスは摂食障害とは無関係。そんな風に感じてほしいと思ったわけではないわ。」
この騒動についてはガガを批判する声がまだ多くあがっているが、一方でデミが用いた「美化」という表現に違和感を覚え「嘔吐パフォーマンスに“美”という要素などない」という人々も少なからずいる。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)