「ワン・ダイレクション（1D）」の中でも、特に友人・知人が多いと評判のハリー・スタイルズ。そんなハリーの電話番号を持っていた英ロックバンドのミュージシャンがハリーに電話し、「困ったことになった」「お金が必要」と相談。それにハリーは「OK、僕が何とかするよ」と即答したという。

このほど英人気バンド「The 1975」のマシュー・ヒーリーが英BBCのラジオ番組に登場、そこで「1D」のナイル・ホーランを騙すべく電話をかけるも出ないため、ハリー・スタイルズに電話をかけた。マシューとハリーは面識がある位だったが、それでも「ハーイ」と電話に出たハリーにマシューはこうイタズラを仕掛けたのだ。

「悪いな。君には電話したこともなかったのに。」
「呆れた話に聞こえるかもしれないけど、5000ポンド必要なんだ。大変な状況なんだよ。今電話ボックスに2人の男と一緒にいる。ひとりはマーク・オーウェンの写真を指さしているけど、何のことか俺にはサッパリ…。ナイルに、ここに来て現金を用意するように言ってくれる？」

これに対し、ハリーはなんと「OK」と返答。「今ブリストルにいるんだけど、僕のアシスタントから君に電話をかけさせるよ。彼女にどうにかさせるから」ともハリーは続け、疑うどころかすんなりマシューを信じて自ら助けようとしたのだ。

その後これがイタズラだったと知ったナイルは、こうツイートしている。

「マシューからの電話に出そこなったけど、電話のワケがようやく分かってきた！　マシュー、このバカ者。」

とても優しいハリーの一面に、ファンもそうでない人も「良い人なんだな」と感心しきりである。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）