エンタがビタミン

writer : tora

【エンタがビタミン♪】市村正親・篠原涼子夫妻がプライベートでアノ夫婦とバッタリ。「あっ、お市の方だ!」

市村正親がテレビ番組でプライベートでの出来事について語った。妻の篠原涼子と共に出かけた際に、ある人物に遭遇したという。

俳優の市村正親が3月2日の深夜に放送された『リシリな夜』にゲスト出演した。番組MCを務める「とんねるず」の石橋貴明から“俳優を志すキッカケ”について質問された市村は、高校生の時に舞台『オットーと呼ばれる日本人』を観た時だと答えた。「(上演時間である)2~3時間の間にこんなに激しい人生を(演技を通して)送れる“役者”って面白い」と感じた市村は、すぐさま父親に「役者になりたい」と伝える。

すると父親が「お前みたいな三日坊主は(役者は)できねぇよ」と言って、その要求を突っぱねようとしたのだが、ここで市村は食い下がった。市村は「父ちゃん、“役者”っていうのはひとつの役を1か月くらいやったら、それでおしまいなんだよ。だから役者はいろんな役をやるから、三日坊主にぴったりなんだよ」と機転の利いた切り返しで、父親を説得。これには父親も思わず「お前、また上手いこと考えたな」と言ってくれたと、市村は“役者人生のはじまり”について笑いながら振り返った。

また先日、石橋が妻の鈴木保奈美と共に出かけた映画館でのこと。鈴木の前の席が上映開始直前になっても空いていたので、鈴木は着ていたコートをそこに掛けておいた。するとその席にたくさんの食べ物とワインを持った男性がやって来たので、鈴木は「すみません」と言い、掛けていたコートを取った。そして男性は着席したのだが、すぐに振り返り「保奈美さん、お久しぶり」といきなり鈴木に声を掛けた。石橋は「何で、この人はいきなりウチのかみさんに声を掛けるんだ」と不審に思いよく見てみると、その男性こそ市村でその隣には妻の篠原涼子もいたというのだ。

一方の市村はこの時の心境について「(鈴木を見た瞬間に)『あっ、お市の方だ』って思った」と語り、2011年に放送された大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』で共演したこと(市村は明智光秀役)を引き合いに出して石橋を大笑いさせた。その日に石橋・市村両夫妻が鑑賞したのは三谷幸喜氏が原作・脚本・監督を手掛けた映画『清須会議』だったが、石橋によると市村は「映画観ながら、ゲラゲラ笑って」いたそうだ。

1973年に劇団四季の舞台『イエス・キリスト=スーパースター』でデビューして以来、市村正親は40年以上にわたって舞台を中心に“俳優”として活躍を見せている。この日の放送ではそんな市村の俳優としての原点やプライベートなどといった、貴重な話を聞くことが出来た。
(TechinsightJapan編集部 TORA)