米国発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【米国発!Breaking News】救急車が運転手の仮眠中に乗っ取られる。追跡に手こずったパトカーは…!?(ニューメキシコ州)

盗める車なら何でもよいと思っていた中で、たまたま隙をみせたのが救急車だったということか。米ニューメキシコ州でこのほど、深夜に救急車が乗っ取られる事件が発生した。緊急車両として一般の車両が次々と道を譲ってくれるため、猛スピードで疾走した救急車に警察も追跡にかなり手こずったもようだ。

米ニューメキシコ州のアルバカーキで8日午前3時ごろ、ダウンタウンの病院「ラブレース・メディカルセンター」の敷地内に停まっていた1台の救急車が乗っ取られるという事件が起きた。だが、無人で停まっていたのではなかったその救急車。後部では運転手が仮眠をとっていたのだ。アメリカの救急車の多くはトラックタイプであり、運転手や助手席から後部は見えない。

ある時、走行中の救急車の後部でふと目を覚ました運転手は、自分と車に何が起きているのかを悟り、赤信号で停車となった瞬間に扉を開けると外に出て警察に通報した。パトカーは右に左にと曲がりながらハイウェイI-40に乗った救急車を追跡し、ダウンタウンから10数キロ東のトラムウェイ・ブルバードを超えたところでようやくキャッチ。男と女の計2名が現行犯逮捕された次第である。

緊急車両である救急車の通過に、広くスペースを開けて道を譲る他のドライバーたち。まさかのカージャックだとは誰も思わない。こうしてハイウェイをパワー全開で疾走した救急車には、パトカーもひどく手こずったのであろう。救急車を強制的に止めさせるために、パトカーはなんと道路にびょうを巻いてタイヤをパンクさせる手段を取ったそうだ。これにより犯人の逮捕は叶ったものの、関係のない車までパンクの被害に巻き込まれてしまったのでは…!?

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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)