ソチ冬季五輪も2月24日未明(日本時間)に幕を下ろしたが、23日に行われたフィギュアスケートのエキシビションでイタリアのカロリーナ・コストナー選手が着た衣装が話題となっている。ツイッターでも一時的に「コストナーの衣装がエロい」、「肌色でノーパンに見える」などのつぶやきが溢れた。日本の視聴者にはそう感じた者も多かったようだが、欧米の感覚では美を追求してそうした衣装を着ることは少なくないらしい。
ツイッターで「素敵なんだけど、何故に衣装のスカートの下が肌色なのか」、「エキシビションの衣装が…色っぽいというかエロい」、「なんでパンツの色肌色にしたの…びっくりするじゃないの」と話題になったのはソチ五輪女子フィギュアで銅メダルに輝いたイタリアのカロリーナ・コストナー選手だった。
彼女がエキシビションでバレエ音楽『シェヘラザード』にのせて青を基調にしたきらびやかな姿で滑ると、「コスの衣装はイタリア娘だけあって綺麗! 自分を活かす衣装!」、「コスのシェヘラが一番素敵だ」と称賛する声も多かった。
ところがその一方で、衣装の下のパンツの色が肌色で「ノーパンに見える」と一時、ネットが騒然となったのだ。「コストナーの衣装がセクシー過ぎて。あれを着こなせるのがすごい」、「スカートのヒラヒラの下が肌と同じ色だから跳ねたり回ったりするたびに目がいってしまう」、「コストナーの衣装エロくてドキが胸胸した」と男女とも驚いていた。
「あれは規定に引っかからないのでしょうか? あんまり裸っぽくみえるのはダメときいたことがありますが」という質問もあり、それに対して「欧米人には美的感覚の一つに、体のラインを隠さずに美しさを強調するのが、表現方法として有るようです」と回答があった。
コストナー選手は1月にハンガリーのブダペストで開催されたヨーロッパフィギュアスケート選手権2014のエキシビションでも『シェヘラザード』を使って同じような衣装で演じている。この時はオリンピックほど日本人の注目が集まらなかったからか、今回のような現象は起きなかったようだ。
同選手権のショートプログラムで『アヴェ・マリア』にのせて演技した彼女の衣装は「神々しい」とまで絶賛されている。『カロリーナ・コストナー carokostner Instagram』で彼女が1月19日に投稿した写真などは日本人の目にはやはり「セクシー」に映りそうだが。「欧米人の美的感覚」になったつもりで見れば「神々しい」と思えなくはない。
※画像は『カロリーナ・コストナー carokostner Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)