昨年、俳優ポール・ウォーカーがわずか40歳にして自動車の事故でこの世を去った。大ヒット映画『ワイルド・スピード』最新作の完成を前に急逝したポールには、元恋人レベッカさんが産んだ娘がひとり。ポールは生前「もしもの場合には、愛娘の後見人、そして莫大な遺産の管理者に僕の実母を」と遺書に記していたが、その理由が徐々に明らかになってきた。
故ポール・ウォーカーの25億円超の遺産が、元恋人が産んだ15歳の愛娘メドウちゃんに引き継がれることになった。また今後の後見人や財産の管理者には「ポールの母シェリルを!」とポールの父が裁判所に嘆願書を出したばかり。これもポールの遺志ではあったが、メドウちゃんの母レベッカさんが反発する可能性にメディアは注目していた。
メドウちゃんを2011年まで養育していたのは、ポールではなくレベッカさんである。しかし彼女は2003年にDUI(飲酒/ドラッグの影響下の運転)で逮捕されており、2013年にも同じ理由で逮捕されていたもよう。2011年にメドウちゃんはポールのもとに身を寄せたが、それも母親の飲酒問題が大きな理由だった可能性がある。
ちなみに「ポールの遺産がメドウちゃんのものになる」という事実が明らかになった時点で、「メドウちゃんは母のところにいる」、「後見人が祖母になることをレベッカさんは良く思わないのでは?」と伝えられたが、ポールの死後メドウちゃんが一緒に暮らしているのは祖母であると判明。全米の複数メディアはこの状況をふまえ、「祖母が後見人として認められる可能性が高い」と報じている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)