昨年11月に、友人がハンドルを握る車に乗り込み事故死した俳優ポール・ウォーカー(享年40)。その遺産の全てが遺児である一人娘のメドウちゃん(15)のものになることが分かった。そしてその後見人として、ポールの父は自身の妻、つまりメドウちゃんの祖母にあたるシェリルさんを任命してほしいと裁判所に嘆願書を提出しており、「これが家庭内の争いにつながるのでは?」という声もある。
『ワイルド・スピード』シリーズに出演し世界中に大勢のファンを獲得したポール・ウォーカーが、昨年自動車事故で亡くなった。その財産はおよそ25ミリオン・ドル、日本円にして25億円以上にものぼるというが、その全てを引き継ぐ人物として生前ポールは遺書に「娘メドウ」と明記しておいたとのこと。実はメドウちゃんの実母とポールは結婚していないため、メドウちゃんが遺産を受け継ぐのは当然ともみられる。
このたびポールの遺書を裁判所に提出したのはポールの実父。また実父は「メドウの後見人をメドウの祖母である妻シェリルに任命してほしい」として裁判所に嘆願書を提出しており、「メドウが成人するまで財産の管理もシェリルに任せてほしい」とも要求している。
しかし現在メドウちゃんは実母の元で暮らしているといい、祖母が後見人になるというのはやはり不自然。この要求が通り祖母が遺産の管理者、そしてメドウちゃんの後見人となれば、メドウちゃんの母は不快に思うだろう。「これが家庭内の争いのもとになるのでは?」と各メディアが報じているが、この件については早速今月中にも法廷審問が開かれ審議されるという。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)