エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】家入レオが街で気づかれて困惑。「“サブリナ”歌いながら走ってついて来た」

シンガーソングライターの家入レオが音楽番組『僕らの音楽』で俳優の福士蒼汰と対談した。家入は福士と同じ芸能事務所・研音の後輩にあたり、トークも率直で突っ込んだ内容となった。特に家入レオが楽曲を作り出す過程には福士蒼汰も感心しており、彼女の楽曲の中でも『Shine』がお気に入りだという。また、2人が街中で正体を気づかれて困った体験も明かして興味深いものとなった。

家入レオは現在19歳。福士蒼汰は20歳で、事務所の所属時期も彼が2年先輩となる。1月31日の『僕らの音楽』では、その2人が同じ事務所ながら初めて対談した。

つい最近まで、レンタルビデオ店でCDやDVDを借りたことが無かったという福士蒼汰。実は初めてライブに足を運んだのが家入レオのコンサートだった。ステージからその姿に気づいた家入レオの顔は、福士蒼汰が「驚かせてしまって悪かったな…」と感じたほどびっくりしていたそうだ。

そんな2人はプライベートで街に出たときに、芸能人だと気づかれることにもあまり慣れていない。

福士蒼汰の場合は「中途半端に気づかれるのが苦手」だという。電車に乗っていて背中の方から「じぇじぇじぇっ。じぇじぇじぇっ…」と言うのが聞こえてくると、「そうだよ、種市先輩だよ」と心の中では思うが答えられなかったことを明かしている。

家入レオにも苦い体験があるという。彼女がシングル『サブリナ』でデビューしたばかりで、まだ高校生だった時のことだ。学校帰りにスーパーで買い物をしようと自転車で向かっていると、子どもたちに気づかれた。「ありがたいことですが」と彼女は振り返るが、当時はかなり動揺したようだ。「“サブリナ”を歌いながら走ってついてくるので『どうしよう!?』と困って、自転車を全力でこいで頑張りましたね」と苦笑した。

テレビで見る家入レオはシンガーソングライターというよりは若手実力派歌手というイメージが強い。だが、『サブリナ』も彼女が中学生時代に「誰にも心を開けなくて、誰にも言えなかった思いを、サブリナという女性に託して爆発させた曲」だという。

福士蒼汰が「曲作りの時にはストーリーを描いたりするのか?」と俳優らしい質問をすると家入は「します」と次のように答えた。

「主人公はこんな子で、どんな傷があって、どんなことが嬉しくて、どんな髪型で…そうやって決めてから曲作りをやっていく」という彼女。浮かんだことをどんどんノートに4Bの鉛筆で書いていくそうだ。「感情が乗ると、ボキボキ折れるので強い芯の方がいい」、「より、細かく作りこんだ方が歌う時にイメージしやすい」とも話している。

また、「いろいろな賞をもらえる俳優を目指したい」と語る福士蒼汰に対して家入レオは「私は、それを意識しないようにしている」と持論を語る。「自分以外の人を軸にしてしまうと、やっていくうちに自分が表現したいことから音楽がブレてしまいそう。やはり、自分らしい音楽をやっていきたい」と言い切った。

1月29日にリリースされた家入レオのニューシングル『チョコレート』は、彼女が12歳のときのバレンタインデーに好きな子にチョコレートを渡せなかった体験をもとにして16歳で書いたものだ。彼女には珍しい甘く切ないラブソングだが、なぜかツイッターでは「家入レオの『チョコレート』を聞いたらチョコが食べたくなった」という感想も少なくない。

※画像はYouTubeのスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)