ロックバンド・BUMP OF CHICKENが音楽雑誌『WHAT’s IN?』のロング・インタビューを受けて、これまでの活動を振り返った。3月にはオリジナルアルバムを出すことを発表した彼らだが、そこにいたるまでには葛藤があったという。今や日本を代表するロックバンドとなったバンプだが、音楽を作り出す苦悩はつきまとうようだ。

通算8枚目のオリジナルアルバム『RAY』（レイ）を3月12日に発売するBUMP OF CHICKENが、『WHAT’s IN?』3月号の表紙巻頭を飾った。彼らから昨年の10月29日に日本武道館公演で約3年3か月ぶりとなるスタジオアルバムのリリースが発表されるとファンも歓喜したが、なぜ長い間アルバムを出すことが無かったのか。その真意はまだ語られていない。

本誌ではバンプが昨年3月6日に出したDVDとBlu-ray作品『BUMP OF CHICKEN GOLD GLIDER TOUR 2012』や、7月3日に出した『BUMP OF CHICKEN I』と『BUMP OF CHICKEN II』の2枚にわたるベストアルバムなど1年間の活動を振り返った。

そんな中で彼らから「ひとつ新しいことをやるっていうことに、なかなか首を縦に振れない自分たちがいた」という言葉が出た。アルバム『RAY』を作るにしても、やはり葛藤があったことが分かる。ロング・インタビューではそうした状況から様々な経験を経て、変わってきた彼らの心境を語ってくれた。

さらにバンプの貴重な撮り下ろし写真では、アルバムタイトル『RAY』（＝光線）にちなみ、メンバーが手に持ったライトで光線を描く瞬間を捉えた印象的な仕上がりとなった。こちらも必見だ。

また、元EXILEのボーカルSHUN改め清木場俊介の2か月連続インタビューも掲載されている。3月5日に発売するアルバム『唄い屋・BEST Vol.1』にはEXILE時代の楽曲『羽 1/2』が収められている。

EXILEのATSUSHIが参加する楽曲だが、彼はそのいきさつについて「あれは急きょ決まって実現したんです」と明かす。ATSUSHIとはEXILEを脱退後も1年1回くらいは2人で会って、朝まで飲むこともあった。

そんな2人のやりとりの中で話が進み、ATSUSHIから「一緒に唄いたい曲があるんだけど」と連絡があってコラボが実現したという。インタビューではその詳細や『羽 1/2』を選んだ理由、レコーディングの様子などが語られている。

他にもTHE SECOND from EXILE、aiko、福山雅治など充実した内容の『WHAT’s IN?』3月号は、現在発売中。（ウェブサイト　http://www.whatsin.jp/）
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）