今月9日に、隣人邸を大量の生卵で汚損し通報されてしまった歌手ジャスティン・ビーバー（19）。勃発した口論を隣人はしっかり録音していたものの、警察が探していたのは“ジャスティンが卵を投げる姿をとらえた映像”といった証拠品。しかし監視ビデオなどを検証したが、そのような映像が確認できずにいるという。

今月14日、ロサンゼルス郡保安局はジャスティン・ビーバー邸の強制捜査に踏み切った。その際、「監視ビデオにジャスティンが卵を投げる姿が映っているのではないか」、「押収した携帯電話に事件について書いたメールがあるのではないか」と当局は考えていたもようだが、その期待が裏切られたという情報がある。

芸能情報サイト『TMZ』によると、事情をよく知る人物らは「ジャスティンが卵を投げる姿は監視ビデオでは確認できない」と語っているとのこと。さらに携帯電話にも事件に関するメールは残っていなかったといい、これが事実であれば捜査は難航するものと見られている。

ちなみに事件のあった夜、被害を受けた隣人はすかさずビデオカメラを回したもののジャスティンの姿を撮影することに失敗。ジャスティンと思われる男が「（卵は）もう1個あるぞ！」と声を張り上げていることは確認できるが、これを当局が証拠とみなすか否かは不明だ。また目撃者は被害を受けた隣人とその13歳の娘のみ。この限られた情報などをまとめ近く動きがあるもようだが、隣人が納得する結果にはならない可能性もありそうだ。

ジャスティン・ビーバーは今月23日に、飲酒運転などの容疑で逮捕されたばかり。すでに釈放されているとはいえ、まだまだ問題は山積みだ。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）