一時期、特殊なパワーの持ち主と言わんばかりに「スプーン曲げ」が大流行した。しかしこの世の中には、体に磁力を備え次々とスプーンを吸い付けてしまう超人もいたようだ。このほどその世界記録が新しく塗り替えられた。
何年か前から、スプーンをはじめ金属がどんどん体にへばりつくマグネットのような人間が話題になっている。その磁力の強さを測る目安は「スプーンが何本、体にくっつき、歩いてもそれが落ちないか」ということ。このほどグルジア共和国に暮らすエティバー・エルチエフ(Etibar Elchyev)さんという41歳の男性が、自身の持つ世界一の記録をさらに更新した。
こちらの画像は28日にイギリスの制作会社『ITN』がYouTubeにて公開した動画のスクリーンショットである。体育館という公の場で、メディアも招いて“超強力マグネット人間”ぶりを発揮したエティバーさん。2年前には50本が限界であった大きなスプーンが、今回はなんと53本もその胸と背中にへばりついた。
また映像にはスプーンばかりでなく、ロープで自動車とつないだ金属製の台に少年が座り、そのまま金属製の台を自分の胸の磁力だけで引っ張るというスゴ技も披露している。「いずれは列車や飛行機を引っ張ることにも挑戦してみるよ」とエティバーさん。本業はキックボクシングのコーチだといい、自分の体に強い磁力が備わっていると気づいたのはほんの2~3年前のことだそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)