米国発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【米国発!Breaking News】万引き後はパンツの中へ。犯人逮捕で回収された肉を再び販売したスーパー。(カナダ)

万引き犯に盗まれた肉が、警察により販売店に返された。これを果たして“無事に戻った”と見てよいのであろうか。何の疑問も抱かず、「また売るだけさ」と再び冷蔵ケースに陳列した店主に批判が集まっている。なぜなら…!?

カナダのプリンス・エドワード島シャーロットタウンで、薬物依存症とみられるジェフリー・フィーハンという名の29歳の男が、あるスーパーマーケットの食肉売り場から何点かの商品を盗み逃走。その後に向かったコンビニエンスストアでも盗難を働いて逮捕されるという事件が最近起きていたが、その裁判がこのほど行われた。

フィーハンがスーパーマーケットから盗んだ商品は、鶏のムネ肉、ベーコン、ステーキ肉などで金額にして71.32カナダドル(約6900円)相当。判事はフィーハンに94日間の服役、および1年にわたりプリンス・エドワード島内のすべての店舗への立ち入りを禁止すると命じたが、この裁判に関して人々はむしろ商品回収後に店がとった行動に唖然とした。

検察側は「商品はフィーハンのパンツの中から回収された。彼は盗みを働いた後、店のトイレに入ってそれらを隠した」と明かしており、この事実はスーパーマーケットに商品を戻す際にもしっかりと説明されたはずである。ところが店側はそれらを再び冷蔵ケースに戻し、販売したという。冷蔵保存されなければならない食肉が、しばらくの間、こともあろうにパンツの下で温められていたのだ。「そんなモノを客に販売するとは何事だ!」と怒る消費者たち。今回の万引き事件により、店はすっかり評判を落としてしまったもようだ。

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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)