AKB48の34枚目シングルのタイトルは76文字もあるために普段は『鈴懸なんちゃら』と略して呼ばれるが、タモリは1回見ただけでフルタイトルを憶えたという。『笑っていいとも!』の中で彼がそのことを明かして実際に暗唱するとAKB48グループの指原莉乃も信じられないという表情で驚いていた。
『AKB48 34thシングル選抜じゃんけん大会』で優勝したSKE48の松井珠理奈(AKB48と兼任)がセンターを務める34枚目シングルの表題曲は楽曲が流れる前から次のように長いタイトルが話題となった。
『鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの』
12月9日に生放送された『笑っていいとも!』ではコーナー“じっくり話し太郎”で千原ジュニアがタモリの記憶力の良さを語った。
以前、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)がアルタへの抜け道をタモリからその場で紙に描いてもらった時のことだ。藤森はその地図が『4階建てのビルを右折、茶色の建物を左折…』というようにまるでその風景を見ながら描いたかのような詳しいものだったことに驚いたという。
千原ジュニアは「きっと、タモリさんは脳に写真を写すようにして記憶しているのではないか」と持論を語ったのだ。するとタモリが「ある芸能人の子どもさんが本をすごい速さで読む。その子は『ママ、読んじゃダメ』と何回も注意していることから、読むのではなく頭の中に写真のように憶えるらしい」と心当たりを伝えた。
そこでタモリが明かしたのは、「この間、“ミュージックステーション”でAKB48の新曲、『鈴懸なんちゃら』っていうらしいけど、あれを1回見ただけで憶えられたんだよ」と明かしたのだ。共演していた指原莉乃はその長さを知っているだけに驚いていた。
しかも、タモリは「それでさ、今ちょっと思い出してみたら、まだ憶えてたんだよね」と言いつつ「鈴懸の木の道で…」と一切つかえることもなくほぼ間違えずにフルタイトルを暗唱したのだ。これには会場も騒然とした。
目を丸くして驚く指原莉乃に確認すると「私は正解を知らないのでなんとも言えないです」と答えて、フルタイトルを憶えきれてないことを露呈させた。
ちなみに松井珠理奈は早々にフルタイトルを憶えたと言っていた。やはり脳に写真のようにして記憶するのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)