ヴァイオリニストの高嶋ちさ子がコンサートの舞台裏や家族との私生活を公開した。ズバズバとした物言いが“ドS”とも言われる高嶋だが、本業に対する心構えも半端ではなく、かなりのこだわりがあることが番組内で明らかになった。
12月1日放送の『ソロモン流』で密着取材を受けたのはヴァイオリニストの高嶋ちさ子だった。コンサートの当日にもかかわらず、子どもたちのお弁当を作り幼稚園へ送っていく様子などテレビではほとんど見せない“ママ”としての顔が番組序盤で紹介された。
もちろん本業の“ヴァイオリン”でも一切手抜きをしていない。「安心して安定したらそこから成長しない」というポリシーのもと、自らのコンサートの様子を収めたビデオを鑑賞しながら反省する。さらに夫から“客目線”でダメ出しをもらう。その上、音楽番組の編集現場へ訪れて過去に自分が出演した際の音色をチェックするのだから、音へのこだわりは生半可ではない。
先日『アウト×デラックス』にゲスト出演した際には、どんなに夫にキツいことを言い過ぎても、夫はコンサートでヴァイオリンを弾いている高嶋を観るとスッキリした顔になることから、「かくし芸みたいですよ」と自身の職業について笑いながら話した高嶋ちさ子。
“ドS”キャラで知られる高嶋だが、ヴァイオリニストとしては「ぺーぺーだから、もっと精進しなければ」という謙虚な気持ちになるという。自らの座右の銘を「大統領のように働き 王様のように遊ぶ」として、まさにその言葉通りに母親としても音楽家としても常に全力投球の日々を送っている高嶋。そしてその陰には客目線でダメ出しをし、高嶋のステージでの活躍を自身のように喜んでくれる夫の支えがあるようだ。
(TechinsightJapan編集部 TORA)