マルチタレントの中川翔子がラジオ番組で、何度も体験しているという“エア出産”について切実な理由を明かした。文化放送『くにまるジャパン』のコーナーゲストとして出演する彼女が、収録の中で子孫問題や父・中川勝彦の思い出などを語った。
文化放送のラジオ番組『くにまるジャパン』のロングインタビューコーナー“ラジオバイオグラフィ~5冊のアルバム”に12月9日から5日間、中川翔子がゲストとして出演する。その収録で彼女はあの“エア出産”について思いを語った。
今年の2月に行われたイベントで「“エア出産”は何度もしているけれど、本当の子孫を残さなくては」と発言した中川翔子。今回のインタビューでも「非常に早く子孫に伝えたいリストが沢山積もり積もっている」と子孫問題に言及した。
例えば、ポケモンの映画で声優をした時に20代前半の頃の彼女だと「大好きなポケモンで声優できてなんて嬉しいんだろう」と喜びはあったが、28歳のアラサーとなった今は「これ子どもに伝えたい、観せたい」と思うようになった。「でも子孫がいないから、エア出産しちゃってるんですね。頭の中で5歳ぐらいの娘に色々教えてる自分がいたりとか…」という彼女は「子孫に伝えたいリスト」が溜まるほど“エア出産”する回数が増えていくようだ。
彼女が9歳の時に亡くなった父・中川勝彦は、ミュージシャンでもありマルチタレント的な活動もしていた。今の中川翔子がそうした父親の影響を受けていることは、彼女自身も認めるところである。
今回のインタビューでは幼い頃の思い出として「物心ついたころにはあまり家にいなくて、たまに来る髪を伸ばした変なおじさん、って感じでした」と父親のイメージを語っている。
「覚えてる記憶は少ないんですけど…しょっちゅう鍵を失くして、針金で家に入ってくる人でした。でもクリスマスの朝にはそれで頑張って入ってきて、靴下に入りきらないくらいのドレッサーを置いて、それで朝にはもういないっていう…謎の、ファンタジーな存在の父でした。」
中川翔子は以前、スピリチュアリストの江原啓之から心の中の父親の存在が彼女の「恋にも干渉して邪魔をする」と指摘されて、「モテないのはそのせいか、父よ」と悩んでいた。今でも彼女の中でその父の存在は大きい。
12月4日にあった『2013 FNS歌謡祭』で中川翔子は相川七瀬、織田哲郎とのコラボで『夢見る少女じゃいられない』を熱唱している。心の中の父親と相談してそろそろ「夢見る少女」を卒業せねば“エア出産”が続くことになりそうだ。
『くにまるジャパン』のロングインタビューコーナー“ラジオバイオグラフィ~5冊のアルバム”では、他にも「ジャッキー・チェンとの奇跡的な出会い」、「理想の男性像」、「初めて読んだ漫画の話」、「黒歴史と呼んでいた中高生時代の話」、「将来のビジョン」など様々な話題が飛び出す。
■ラジオバイオグラフィ~5冊のアルバム
放送日時:平成25年12月9日(月)~13日(金) 午前10時43分~53分
※午前ワイド番組『くにまるジャパン』(月~金午前9時~午後1時)内で放送
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)