11月30日に、自動車事故で悲劇の死を遂げた俳優ポール・ウォーカー(享年40)。ポールの代表作ともいえる映画『ワイルド・スピード』シリーズで共演した俳優ヴィン・ディーゼル(46)はその死に大変なショックを受け、悲惨な事故が起きた現場を訪問、そこで大勢のファンに「ありがとう」と言葉をかけた。
11月30日、俳優ポール・ウォーカーは友人がハンドルを握る車に乗り込み「ドライブしようぜ」と道路に出た。しかしほどなくして車が事故を起こし大炎上、ポールと友人は帰らぬ人となった。あまりにも突然の死を嘆く多くのファンが事故現場に集い涙する中、現地時間2日の夜には『ワイルド・スピード』シリーズの共演者ヴィン・ディーゼルも現場に駆け付けた。そこでヴィンは警察車両のマイクを借り、ファンにこう語りかけている。
「こんなに辛い状況の中、君たちはこうして俺のブラザー(ポール)に愛する気持ちを伝えようと集まってくれた。」
「俺はみんなにお礼を言いたかった。ここに来てくれて感謝するよ。天国にいるあのエンジェル(ポール)に、どれほど彼を高く評価していたかを示してくれたんだね。ありがとう。」
またヴィンは自身のFacebookにご覧の写真を掲載し、亡きポールに向かってこのようなメッセージを綴っている。
「ポール、今世界がどのような状況になっているか、君にも見ることができたら良いのに…。君の人生が世界に、俺たちに、そしてこの俺本人に与えた深い衝撃を知ってもらいたい。」
また、ヴィンは映画『ワイルド・スピード』シリーズでポールが演じたキャラクター、“ブライアン”の名を用いこうメッセージを送った。
「これからもずっと君を愛しているよ、ブライアン。映画の中、そして私生活でも俺のブラザーだった君のことを。」
あまりにも悲しいポールの死を、家族、関係者、そしてファンはまだ受け入れられずにいる。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)