ユニバーサル・ピクチャーズ史上最高のオープニング成績を叩き出したという、超ド級のブッ飛び映画がやってくる。その名は『ワイルド・スピードMEGA MAX』。あの超人気『ワイルド・スピード』シリーズの第5作目が、ついに日本に上陸だ。この映画で主人公ドミニクを演じたヴィン・ディーゼルのインタビューがTechinsightJapanに到着した!
今回の舞台はブラジル。ヴィン・ディーゼル(44)演じる前科者ドミニクが、自分を脱獄させた元捜査員ブライアンとがっちりタッグを組み、やり手の仲間達を引き連れてとある大きな賭けに出る。リオの犯罪王から100億円を奪取。さて、この賭けの行方やいかに…。
ド派手なカーアクションにイカした音楽。魅力的な俳優陣と、彼らを際立たせる見事なストーリーライン。そのどれをとっても超一流の本作品に日本の映画ファンも高まる期待を抑えきれずにいるが、この映画で主人公ドミニクを演じ、プロデューサーも兼ねているヴィン・ディーゼルは、本作の魅力と見どころをインタビューで次のように語ってくれた。
―まず、今回ドウェイン・ジョンソン(ホブス役)が起用されていることについて教えてください。
ヴィン・ディーゼル「ドウェインには前から話してたんだ。どんなヒーロー像だろうと、二大ヒーローを合体してみたら面白いことが起きるんじゃないかってね。強烈な二人が敵と味方に分かれて戦うことになれば観客は絶対面白がるだろうし、映画的にも最高に盛り上がるものになるだろうと。それが本作の醍醐味だ。ドムとホブスの対決シーンは映画的なイベントだし、いかにもソソるだろ?」
―本作ではアクションとユーモアが随所に見られますが、コミカルな部分はいかがでしたか?
ヴィン「タイリース(ローマン役)とリュダクリス(テズ役)のおかげでこの映画に新鮮でコミカルな間ができたと思うんだ。前作は全編ヘビーなムードだったから、そこに軽妙な味つけをしたかった。全編に渡り、ローマンとテズのおかげでその間ができた。二人のおかげで軽妙さが出たし、観客にもある意味親しみが湧く。二人だけじゃなくてみんなそうだよ。一番おかしいのはテゴ(レオ役)とドン・オマール(サントス役)かな。」
―最後に、シリーズ全体から見た本作の見どころについて教えてください。
ヴィン「ドミニクとブライアンのからみは定番のお楽しみだ。“明日に向って撃て!”的なゾーンに入ってきた感じだな。ああいう名コンビは滅多にない。なんだかんだあったとしても、やっぱ義兄弟の結束は固いぞ!みたいなね。それに僕とポールが共に “チャージャー”に乗るのはシリーズ初なんだよ。ポールが乗るのは市販されていて、一般の人でも手に入る、シリーズ初のチャージャーなんだ。他のチャージャーは入手不可能だから、そこにも注目してくれよ!」
ド肝を抜かれる迫力映像のみならず、観客のハートをガッチリつかむ友情や絆までバッチリ描かれているからこそ面白い本作。すでに映画の世界に慣れきった我々オーディエンスをおおいに沸かすには、物語の「核」となるべきハートが不可欠ということだろう。
すでに撮影が決定しているという本シリーズの第6弾は、2013年5月に全米公開との情報も入ってきている。この報道に、全米『ワイルド・スピード』ファンはすでにおおいに盛り上がっているという。「長く続く本シリーズの中でもナンバーワンの傑作」と全米の映画評論家をうならせた本シリーズ第5弾『ワイルド・スピードMEGA MAX』は、笑いあり、ドラマあり、アクションあり、ロマンスあり。「これぞハリウッド映画!!」と観るものすべてを感動させる強烈な一本である。
映画の先行上映は、ついに今月スタート。待望の全国劇場公開は9月23日(金・祝)・24日(土)・25日(日)3連休先行上映、そして10月1日(土)全国ロードショーだ。夏の暑さで疲れきった体とハートをスカッとさせてくれる本作品を、是非大事な方と一緒に観に行ってはいかがだろうか。
■『ワイルド・スピードMEGA MAX』公式サイト http://mega-max.jp
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)