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ロックバンドのエレファントカシマシがフジテレビの音楽番組に出演し、2012年の活動休止時の心境について語った。またボーカルの宮本浩次が、新曲『あなたへ』に込めた思いも口にした。
11月30日放送の『MUSIC FAIR』にゲストとして登場したエレファントカシマシ。今年デビュー25周年を迎えたことについて、ボーカルの宮本浩次は「感無量ですね」と語る。“髪をかきあげる独特のしぐさ”について司会の恵俊彰から聞かれると、宮本はRCサクセションやローリング・ストーンズを自分なりに解釈してマネしたことから始まったと答えた。
また昨年の「急性感音難聴」発症について、宮本は45歳を過ぎ体力の衰えを意識してタバコなどをやめた時だったと振り返る。療養中はファンから多くの心配の声が寄せられたことに触れて、「生きてるっていうのはほんとに尊い」と感謝の気持ちを口にした。新曲の『あなたへ』は、その頃に作った曲だという。宮本はゆっくりと言葉を選びながら、「生きてるってことは全部素敵なんだ」ということを伝えたいと語った。
以前にテレビ番組『ゲストとゲスト』で水道橋博士と対談した際、宮本は「自分を発見することの爽快感を伝えたい」と歌詞に対するこだわりを明らかにしていた。そんな彼がアーティストにとって大事な耳を痛めて闘病中に感じた「生きることのすばらしさ」が、新曲『あなたへ』では真っ直ぐに伝わる内容となっている。病を乗り越えた宮本浩次が、メンバーと共に“エレファントカシマシ”として今後どのような楽曲を披露していくのか楽しみにしたい。
(TechinsightJapan編集部 TORA)