7日、都内書店にてオリエンタルラジオの中田敦彦と、ピースの又吉直樹がトークショーを開催した。互いに互いを過剰に褒めあう、中田と又吉の愛が溢れすぎるイベントに、集まった報道陣からは「無理してない?」との声があがった。
ご存じのとおり慶應義塾大学卒業の中田敦彦は、中学・高校と東京学芸大学付属に通っており、頭脳明晰なのは子供の頃からである。自身のTwitterフォロワーは26万5000人を超え、処女作の『芸人前夜』を読んだフォロワーが毎日あとをたたない。中田は自著について「周りの反応も良く、嫁も相方(藤森慎吾)も面白いと褒めてくれた」、自身も「驚異的にリツイートをしている」、「Twitter上ではホットになっている」と語った。
又吉の本好きも有名で、通算2000冊以上の本を読み「太宰治ナイト」や「松尾芭蕉ナイト」のイベントを開いたり、古本屋の店主などと並び「神保町の10人」に選ばれたこともある。
その又吉が「色々読むけれど、めちゃくちゃ面白かった。活字ハイになった。文章のリズムがいい」と冒頭から中田の著書『芸人前夜』を絶賛した。
一方の中田も「又吉さんは人に好かれる。(自分が)可愛がっていたパンサーの向井を、ある日又吉さんに持っていかれた。又吉さんを語る向井の目がキラキラしているのを見て、膝から崩れ落ちた」、「又吉さんは舞台で光を浴びていない芸人に光をあたらせる『若手を救うキリスト』」と、これ以上ないほど又吉を褒めあげていた。
この中田と又吉が、過剰にお互いを褒めあう姿に報道陣からは「無理しているのでは?」と突っ込まれる場面もあった。
中田敦彦の著書『芸人前夜』(11月27日発売)、又吉直樹の著書『東京百景』(8月に発売)。いずれも、若かりし頃の不安や葛藤などを自叙伝的な内容で書き上げている。2人の昔をのぞいてみてはいかがだろう。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)