EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】92歳のおじいちゃん、未成年者と疑われてウォッカの販売を断られる。(英)

イギリスで92歳の男性が「未成年者ではないかと疑われ、IDカードを持たなかったためにお酒を売ってもらえなかった」とこぼし、その後の店員の釈明についても物議を醸している。

英大衆紙『Sun』電子版によれば、ロンドンから西に20kmほどのフェルサムに暮らす92歳のトニー・ボールさんという男性は、このほどチェーン・ストア「テスコ(Tesco)」のリカーショップでちょっと変わった体験をした。

お気に入りの「スミノフウォッカ」を2本買おうとしたところ、女子店員に未成年者ではないかと疑われたトニーさん。IDカードを求められるも所持していなかったために購入を断られてしまったそうだ。同紙には「最初はジョークだと思った。“本気で言っているのかい?”と聞き返したよ。する彼女は真顔になって、“未成年者にお酒は販売しない”と言い張るんだ。これには驚いたね」と語っている。

実際にトニーさんは年齢より常に若く見られ、童顔だと言われ続けてきたそうだが、戦争も経験し、ひ孫もいる92歳の男性が「未成年者では」と怪しまれるとはあまりにも心外。狐につままれたような思いを抱えたまま帰宅した。人生経験が未熟な上に、仕事に忠実なあまり融通がきかない店員なのだろうと考えていたトニーさんだが、彼女の思惑はまったく異なるものであることが後に判明した。

この件に関して同紙が「テスコ」フェルサム店のマネージャーに取材したところ、「その店員はジョークでたまにそういうことをしていたようです。でもトニーさんに対してはそれが通じなかったようです」と語ったのである。また、「トニーさんには深くお詫びし、お買い求めになるはずだったウォッカのボトルを準備してご来店をお待ちしています」とも述べている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)