アジア発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【アジア発!Breaking News】排水溝から食用油を精製。「大衆食堂の10分の1が使用」に中国人もショック。

近年、「食用油も信じられなくなってきた」と言われている中国。排水溝にドロドロとたまっている物質から食用油を作って売っていた男が先に逮捕され、終身刑を言い渡されたが、類似の行為で商売をしている人間はまだ他にもいるもようだ。

中国・江蘇省で先月上旬、マンホールや排水溝の中に溜まる泥状の物質をすくっては食用油を作り、販売していた男が逮捕されて終身刑を言い渡された。

恐ろしいことに、男はその物質と動物性油脂を混ぜて作った“リサイクル食用油”なるモノを中国の大衆食堂に売りさばいていたと話しており、この件に関しては中国の食の専門家も「安い料理店の10軒に1軒はこういう油を使っている」と認め、中国の人々を震撼させている。

こちらの画像は今年5月、『RFAVideo』が“The Making Of Gutter Oil (排水溝から食用油ができるまで)”なるタイトルのもと、YouTubeに投稿した動画のスクリーンショット。江蘇省の男の逮捕でこの動画が再び注目を浴びるようになり、再生回数は180万回を超す勢いだ。人体にとってきわめて危険な物質があれこれと含まれているであろうこのドロドロをすくっているのは、広東省深セン市在住の女性。これを車に乗せて自宅の作業場に持ち帰り、夫とともに同様の油を作ってはオイルバレルに詰めて食堂やホテルに売っている。「商売は順調でもう10年以上続いているし、家族で暮らせる家まで建てた」と自慢げだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)