EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】“逆さ読み”天才少年現る。単語ばかりか文章もスラスラ。(スコットランド)<動画あり>

短い単語なら誰にでもある程度は出来る「逆さ読み」だが、長い文章を逆から発声できる人はまずいない。ところがそれをスラスラとやってのける天才少年がスコットランドにいた。その動画は投稿から1年半たった今も、相変わらずの人気を呼んでいるようだ。

てぶくろを「ろくぶて」とすることを逆さ読みという。父親が小学生の息子のその特殊な才能を撮影した動画が、昨年4月にYouTubeに投稿されてジワジワと口コミで広がり、このほど150万を超える再生回数を記録した。4分37秒のその動画のタイトルは“My 10 year old Son talking backwards fluently”。10歳の息子は逆さ読みの天才だというのだ。

ギターのイントロとともに、キャメロン・ビセット少年はいきなりワケの分からない言葉を話し始める。“My name is Cameron and I live in Scotland”と字幕が出るが、それがあってもなお理解できない響きである。キャメロン君は左手のiPadで自分の発声を録音しており、ボタンをポン。逆方向に再生されると確かに字幕の通りに聞こえるから驚きだ。父親はその後も、“I went outside to play on my bike today”、“I’m going to Canada for my summer holidays”など簡単ながらやや長い文章を出題し、少しだけ考える時間が与えられるとキャメロン君はそれをスラスラと逆さ読みする。

父親はその動画に「息子がこんな素晴らしい才能を持っていたことを、私たちはほんの数日前に初めて知りました。何か月か前から、学校では友達を相手に披露していたそうです」と添えている。ちなみに、権威ですら「この時代においても未知のことが多い」と語る脳科学の世界。特に脳の持つ言語処理能力を紐解くことはいまだに難しいそうだ。

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)