EU発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【EU発!Breaking News】息子の成績が上がって褒めまくり! あまりにも愛情深い父親。(英)

あなたが中学生くらいの頃、数学と国語で5段階の「2」という成績をとったとして、あなたのお父様はそれをどれほど喜んでくれたであろうか。そしてあなたの体を愛おしく抱きしめてくれたであろうか。イギリスのある家庭の“父の感動する姿”を捉えた映像が、大変な反響を呼んでいる。

イングランドの中央に位置するノッティンガムに暮らすシャーロクシャヒ・ファミリーには、普段から感情表現が豊か、何事においても大袈裟な父親がいる。息子のアリア君はある時そんな父の様子を面白がってビデオで隠し撮りしていたが、先月21日に“The day i passed maths”というタイトルの2分37秒の動画をYouTubeに投稿した。50秒あたりで最初のクライマックスシーンを迎えるが、父の感激ぶりは“Oh, my God”を繰り返しながら1分30秒あたりまで延々と続く。なんとも愛情深いその姿が感動を呼び、動画の閲覧回数はついに350万を突破してしまった。

現在のアリア君はカレッジで調理を学んでいる学生だが、撮影当時の彼は声変わり半ばの少年で、懸命の努力が実って数学と国語がやっと及第点に達したというところ。仕事から戻ってすぐと思われる父ファーヌーシュさんに、成績が記されている小さい紙を嬉しそうに見せている。父はそれを見て歓喜の大声をあげ、感動のあまり泣き出し、まだ小さなアリア君を幾度も愛おしそうに抱きしめている。そんなビデオの大ブレイクに、取材を申し出たのはアメリカの『NBC』であった。インタビューで親子はこんな風に語っている。

父:「あまりにも感激してしまい、つい感情的になって泣けてきました。だって、嬉しさのあまり心臓発作を起こすかと思ったくらいなんですよ。」

息子:「僕はパパがどんな風に反応してくれるか、ちゃんと分かっていたんだ。パパはいつだって感情表現が豊かだからね。でもあそこまでクレイジーに騒いでくれるとは思わなかった。」

父:「それまで1年間、アリアの数学と国語の成績はずっと“F”だったんです。なんとしても“C”を取らなければならない、このままでは落ちこぼれですよ。でも勉強は苦手な子なので、“C”を取るのは普通の成績の子が頑張って“A”を取るのと同じくらい大変だったはずです。」

この動画を閲覧した世界中の人々から「おめでとう!」の声が寄せられているが、アリア君は嬉しそうに「こんなに温かい人柄のパパを持って君は幸せだよっていうコメントが多くて、僕にとっても人生で最も大切な瞬間だったのかなって思うんだ」と話している。

(TechinsightJapan編集部 Joy横手)