米女優アンジェリーナ・ジョリー(38)が11月16日、映画業界全体の発展に顕著な功績のあった人物に対して贈られるアカデミー賞特別賞、「ジーン・ハーショルト友愛賞」を受賞した。アンジーはこの場で涙をこらえながらスピーチを行い、多くの人々が心を打たれた。
このほど人道支援活動を通じた映画界への貢献を讃えられ栄えある「ジーン・ハーショルト友愛賞(Jean Hersholt Humanitarian Award)」を受賞したアンジェリーナ・ジョリー。その会場に付き添った婚約者ブラッド・ピット(49)と養子で長男のマドックス君(12)らを前に、アンジーは目に涙を溜めながら以下のようにスピーチした。
「マドックス、ママは泣かないから、約束する。あなたに恥をかかせないわ。」
「あなたとあなたの弟たち、そして妹たちこそが私の幸せ。あなたたちの母であること以上に名誉なことなんて、この世にはないわ。」
またアンジーは婚約者ブラッドを含む家族向けて、こう感謝の言葉を述べている。
「家族、私の愛、そしてあなたたちの愛と助言が私の行動全てを可能にしてくれるのです。」
世界の様々な地域を見て自分の果たすべき責任を知ったアンジーは、これまでの経験により「食べるもの、住む場所に困らない自分がどんなに恵まれているかを思い知った」という。そして、亡き母との約束を果たすためにも人道支援活動に取り組みたいとして以下のように決意を表明した。
「しっかりと貢献できるように最善を尽くしていきます。ここに今日立っていられるということは、母の願い通りに行動できたということ。生きていたら母も誇りに思ってくれたでしょう。」
今年は両乳房の切除、そして乳房再建手術を乗り越えたアンジー。大変な試練を乗り越えたアンジーの国際的人道支援活動はこれからも続くようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)