映画『ウォーキング with ダイナソー』のテーマソング『Piece of Love』を平原綾香が歌うことが分かった。同映画は、7000万年前のアラスカを舞台に群れで一番小さな恐竜・パッチの成長を追うことで“壮大な恐竜の世界”を描いたものだ。そのテーマソングを歌うことについて、平原は「きっと現代を生きる私たちにも“勇気”を与えてくれる作品です!」と感想にも力を込めた。
映画『ウォーキング with ダイナソー』は、アラスカの厳しい冬を生き抜くために南へ向かう草食恐竜・パキリノサウルスの群れの中でも一番小さな体のパッチを中心に描かれている。パッチが兄弟恐竜にはねのけられて餌にもありつけない弱肉強食の暮らしなど、恐竜の世界が想像を絶するほど過酷だったことが分かる作品だ。
そのテーマソング『Piece of Love』を歌うにあたって、歌手の平原綾香がコメントしている。
彼女は「この映画は“生きる勇気”、“普遍的な愛”が沢山詰まった作品です。映像を観て、勇気を持って一生懸命に毎日を生きている恐竜に出会うことができました」と語る。また、小さな恐竜・パッチの生き様に共感しており、「映像を観ているだけで涙が溢れてきます。この映画は、きっと現代を生きる私たちにも“勇気”を与えてくれる作品です!」と伝えている。
本作はあの映画『ディープ・ブルー』、『アース』、『ライフ -いのちをつなぐ物語-』など、ネイチャー・ドキュメンタリーに定評のあるBBC EARTHフィルムズが科学的検証のもと、恐竜の子育てや大移動といった最新の発見を取り入れ、これまでにない新たな“恐竜の世界”を再現したものだ。
さらに、『アバター』で使用された3D技術を駆使し、実写と最新のCG技術を組み合わせた映像により、まるで太古の地球に迷い込んだような臨場感と圧倒的なスケール感が味わえる。
ホルストの組曲『惑星』の『木星』に日本語詞をつけた『Jupiter』で2003年にデビュー。以来、J-POP界でも独自の道を歩んできた平原綾香は今年の12月で10周年を迎える。そんな彼女にとって『惑星』のひとつ“地球”の太古の壮大な世界を歌うことは原点にもどるようにも思えた。
平原綾香も「スケール感のある映画、そしてテーマソング、併せて映画館で楽しんでください!」と推薦する映画『ウォーキング with ダイナソー』は、12月20日(金)全国ロードショーとなる。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)